東京タワー

日曜日はお店が本来の休みであり、家内のパートもお休みだ。
二人の休みが合う時には連れだって散歩する。
コロナの影響でどうしても部屋に閉じこもる時間が多くなる。
妻が、最近大きくなったお腹周りを気にもしている。
6階にある自宅を、なるべくエレベーターを使うなと言っているが、そんなもんじゃ追いつかないようだ。ただし家内の体重は内緒にしていて教えてくれない。

「今日は六本木に行こうか。」
「どういうふうに行くの?」
「教えてもいいけど、どこを歩いているのかわかるの?」
「・・・・・・」
「イトーヨーカドーを右折して、外苑西通りから外苑東通り・・・」
「うせつ・・だから右に曲がるのね。」
(おい、そういうレベルかよ!)
「ま、いいよ。出発しよう。」

この建物が、仮設四谷警察があったところだ。
向かいの看板見えるか、ポプラ社だ。
向こうに屋根だけ見えるのは新国立競技場。
左は慶応大学病院。
左が姪が結婚式を挙げた明治記念館、続く右側は東宮御所。皇太子が住むところだ。
とガイドまがいに説明しながら歩く。
説明する端から忘れていく(覚えていない)ようだが、夫婦で共有する時間が増えることには妻は喜んでいるようだ。

やがて六本木交差点。
「あれがアマンドね。何のお店?喫茶店?」
「いや、入ったことないけど、お菓子屋だろ。」

のどが渇いてきて、
「どこかお茶でも飲む?」
でも探したお店お店で
「ここは高いからダメ!」
「おい、ここは六本木だぞ。安いお店探すのが難しいぞ。休んでいるお店も多いし。」
と目的もなくブラブラし、
「どうする?」
と話を向けると、
「六本木って1時間程度で来ることできるんだ。でも、まだ2時間たってないよ。」
あんに「まだ歩けるよ。」と言ってくる。
(えっ、今日はもう終わりにしようと思ってたのに。
「新橋はあとどのくらい。東京タワーって遠いの?」
と聞いてくる。
ちょっとあきれて妻の顔を覗き、歩く気満々な表情を見て
「わかったよ。東京タワーまで行こう。そこで休憩だ。」
「どのくらい?」
「たぶん15分くらいだ。」

すでに1万歩を過ぎている。
ロシア大使館を過ぎて家内、
「めしくらって町名、面白いね。何か言われあるの?」
「めしくら・・・?それはいいくら(飯倉)だ。」
「めしとかごはんのはんとか読むじゃないの。」
「ああ、そうだね。」
まともに答えるのが少々面倒になる。

東京タワーに到着。
直下で見上げる東京タワーは感激らしく、めったに操作しないスマホのカメラで東京タワーとその周りを撮る。
(はは、喜んでる。)
「修学旅行以来、こんな近くで見るなんて!」

東京タワーの中は、数店舗が営業していた。
そのなか、アイスクリームのサーティワンと、担々麺屋によって軽く食事
帰宅。
17000歩になっていた。


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