外食も同じだ!

毎日新聞の記事から

 カチャ、カチャ、カチャ……。箸やスプーンが食器と触れる音が、静まりかえった教室に響く。食が細く、食べるのが遅い小学2年の女児にとって給食は恐怖の時間になった。「とにかく前だけを見て、黙って食べましょう」。小学校入学時に、こう指導された。それまで通っていた保育園では給食時の静かなおしゃべりは許されていたが、小学校では「黙食」が徹底された。
 新型コロナウイルスの感染者が国内で確認されてから来年1月で3年。母親の小野真帆さん(30)は、世の中全般の感染対策が緩和に向かうなかで、学校の黙食が続く現状に疑問を感じる。
 「『大人は居酒屋に飲みに行けたり、ランチで話をしたりできるのに、なんで給食の黙食は変わらないの?』と多くの子どもが疑問に思っています。それに対して、納得できる説明をしている大人はいません」
 小野さんは、感染状況に合わせた黙食などの緩和を求めて立ち上がった。自らが代表を務める「全国有志子どもを思う会」(本部・東京都渋谷区)は5月16日~7月3日、インターネット上でアンケートを実施。未就学児から小中学生を中心に、その保護者など1593人から回答を得た。
 「黙食についてどう思いますか」という質問に対して「悪い」が最も多く79・0%、「どちらでもない」が15・4%、「良い」が5・5%と続いた。
 「給食はお話ししながら食べたいですか」に対しては「したい」が90・4%、「どちらでもない」が6・4%、「したくない」が3・2%と続いた。9割が黙食をやめたいとする実態が浮かんだ。調査終了から4カ月以上がたち、全国旅行支援も始まっていることなどから、現在はその割合が増えている可能性がある。 自由回答欄には、子どもたちの悲痛な叫びが並んだ。
 「大人はマスクなしで楽しくランチをしているのに、なんで子どもだけこんな思いしなきゃいけないんですか」
 「給食の時にお友達としゃべったら給食を取り上げられました。ひどい」
 「お友達とおいしく食べたいです。今は楽しくないし、おいしくないです」
 「アクリル板を立てて壁に囲まれて食べるのが嫌です」
 全国有志子どもを思う会は9月、アンケート結果を添え、黙食など過度なコロナ感染対策の緩和を求める要望書とこれに賛同する5724人分の署名を文部科学省と厚生労働省に提出した。
 小野さんは「2年半もの間、黙食を続けてきて子どもたち自身はもう限界なんだと伝えたい。どれだけ学校が子どもたちの声に耳を傾けるかが問われています」と話す。今後、全国の地方議会に対し、一斉に請願書を提出する計画もあるという。

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外食だって同じだ。大人だって同じだ。
食事は単なる栄養補給じゃない。栄養補給だけだったら一人で食べれば良い。
楽しいからみんなで食べるんだ。みんながいることを、みんなが元気でいることを確認しながら食べるから「食事」、食べる事なのだ。

わざわざ外に出かけて街中のレストランで食べることは、お客様に元気を食べていただくことであり、逆に私たちもそんなお客様から元気をいただいている。

「美味しい」と行った顔だったり、言葉だったりがないと、作る方も食べる方も”食べがい”がなく”作りがい”がない。

いつまでマスクなんだ!
いつまでアクリル板なんだ!(歓はもう取っ払ったけど・・・)
隔離した状態って、同じく隔離されたブロイラーと同じに見えるのは私だけ?