2023年 1月 の投稿一覧

寒波到来

10年に一度の寒波!大雪注意・・・とニュースで騒いでいるが、ここ新宿に限っていえば、
(どこの話し?)
確かに寒い!風が冷たい!
でもそれだけで雪が降るわけでもなく、当然路面凍結という様も新宿には関係ない。いちおう雪かきのスコップは用意してある。
(ま、用心してコートでも着ていくかね・・・)
朝7時半。
空は青く晴れ渡っている。
雪は・・・ない。
自宅からお店までは100メートルほどの至近距離。

店に着いて、いつもの通りに開店準備にかかる。
バイクを移動し、看板を表に出し、厨房に入り、ガス元栓を開け、種火をつけ・・・。いつものルーチンワークだ。
ん?
水が出ない。
水道の元栓は隣のイタリアンと繋がっている。
あれ?
隣りが水道の元栓を閉めたのかな?

表に回り、水道の元栓をひねる。
お店に戻り、ふたたび蛇口を開ける。
出ない・・・。
ようやく気がついた。
水道管の凍結だ。

スープも湧かせない。お茶も湧かせない。
ちょっとした仕事にも水は欠かせない。
電話するも、水道局の留守電は8時半以降にかけてくれとのメッセージ。

寒波が一時の休息をプレゼントしてくれた。
コンビニでコーヒーを買ってきて、いつもと違うちょっとしたモーニングタイム。
8時半をまわり、水道局に電話が繋がった。
住所を聞かれた。お客様番号を聞かれた。契約者本人なのか確認された。
携帯番号を聞かれた。そしてようやく凍結の現状を話した。答えは
「溶けるまで待つしか無いですね。お昼頃には水は出るようになりますよ。」

ちょっと待て!
凍結しているというのは、電話で一番最初に話したぞ。長々と身元確認させ、その結果がこれかい!

いや、怒るまい。せっかくの優雅なモーニングタイムが台無しになる。
心が溶けるのを待とう。








商店会

家内から「趣味」と言われた。商店会活動のことだ。
会長をしているんだからしょうがないだろう、と心で叫ぶが私都合の言い分けだ。

商店会長を引き受けてから、たぶん6年くらい経っていると思う。
16名だった会員数を52名まで増やし、70歳前後だった平均年齢も40歳代まで下げた。商店会エリアも倍ぐらいに広げた。
若者だけで商店会が稼働するまで、もうちょっとだ。

昨日の土曜日、今年はじめての執行部会を開く。夜の会合なので会員のお店を持ち回りで使うのだが、私が厨房で仕事をしていると夜の会合は出かけられない。
どうしよう・・・と悩んだが、予約のなかった土曜日に店を休んで会合を持った。土曜日開催と執行部及び出席できそうな有力メンバーに声がけした。
とたんにお店に3組16名の予約が入った。
ありゃりゃ!

お店のホールを預ける女性は、
「予約はみんな断りましたよ。」
そりゃそうだ。こんなもんだ、世の中。こうなりゃ何でも来い!

執行部会は女性1名を含め総勢8名が集まった。
会は盛り上がる。盛り上がる一番の理由は気持ちの良いメンバーが集まっているからだ。たぶんこれがこの商店会の一番の財産だ。
お店を休んでも、会を開催して良かったと思う。

商店会活動をいつまで続けられるか不明だが、最後まで頑張ろうか!

ん?
あれ?
オレって、こんなに真面目だったっけ?
オレって、こんなに働き者だったっけ?










明けましておめでとうございます

気がつけば、もう正月の六日。
言い分けにもならないが、なんだかんだ忙しかった。
気ぜわしかったのだ。頭の中で
(あれもしなきゃ・・これもしなきゃ・・)
と思いつつ、思いだしつつ、そうする間に最初の「あれ」を忘れ、思い出した頃には次の「これ」を忘れている。
おそらく私のキャパを超えているのだ。
思い出すうちはまだいいのだろうが、そのうちに思い出すことがきっと(面倒・・)になってくる、のだろう・

1月6日、今日、お昼からちょっと大きな宴席があった。
13名様。お一人15000円。

昨年末12月21日より調理長がいない。
私が厨房に入る。
冷蔵庫、冷凍庫の在庫を確認できていない。
何度も何度も見直しているのだが、前述の「あれも」「これも」が始まっている。確認し、メモり、頭の中を整理しているのだが、追いつかない。
結果、仕事は遅くなる。
嗚呼如何せん。

ということで、このブログを見ている方々への新年のご挨拶、遅くなりました。
言い分けにもなってませんね。
でも、こんな状態でも、前に進むしか道がありませんなんだ。
だから進みます。
たぶんあちこち身体をぶつけながら、痛い思いをしながら、進んでいきます。
今年70歳を迎えます。
まったくの老人です。
敬老精神で私をお迎えください。


あけましておめでとうございます。
当てにしているわけではありませんが、皆様の情けが必要な歳になってきました。それでも前に進んでいきます。
どうぞ今年一年よろしくお願い申し上げます。