2023年 10月 の投稿一覧

古稀

誕生日が来た。
70歳になった。
70歳になった他の方たち同様70歳という実感はまったくない。
お祝いをくださった方たち、どうもありがとうございます。
何のお返しも出来ませんが、残った余生をもうしばらくおつきあいくださいませ。

誕生日が日曜日だったせいか、お祝い品のほとんどが土曜日の21日に届いた。
そのお祝い品を持って、誕生日前夜は新宿ゴールデン街で過ごした。
理由があったわけではない。おそらく30年はおつきあいしている行きつけのお店だ。この店のママのお友達でもあり、歓にもきてくれた水森亜土ちゃんのイラストが所狭しと飾ってある。その絵に囲まれて、お客は家内と二人だけ。

お祝い品のケーキとチョコレートをカウンターに広げ、このお店のママと三人で祝った。お酒は持参の「白州」。香りの好きなウイスキーだ。「芳しい」という表現がピッタリくる。
封を切り三人でまずは乾杯。そしてケーキ入刀。カメラに収め贈ってくれた人に画像で報告。

数日前から右奥歯が痛い。左奥歯の1本もかぶせ物がとれくぼみがある。
左で噛めば物が挟まり、右で噛めば食べ物が神経を刺激する。
貰ったケーキの柔らかさが今日はありがたい。チョコレートは口の中でとろけるのをしばし待つ。
これもまた70歳の誕生日らしい、、、と言えば、らしくもある。
70を過ぎても満身創痍の戦いが続く。
明後日からの戦いに備える戦士に、しばしの休息になった。

 











最低賃金

知らなかった。
ついこの前まで1,072円だったのが、1,113円!

商売がきつかった。
それでも最低賃金1,072円になった時に、全員の最低時間給を1,100円にした。
精一杯だった。
他の店舗に比べて上げ幅は大きくないんだろうな、と従業員に恐縮しつつギリギリの1,100円で折り合って貰った。
「働けるところがあるから満足ですよ。」
と言ってくれる。建前かも知れないが、この一言で心の負担は軽くなる。
ありがとう。

新聞は読んでいたのだが、1,113円になったというのは見逃していた。
経理を預かる妻と話した。
「1,200円か・・・」
「いや、まだ、1,150円でいいんじゃない。」
「そうか・・」

そういえば、先日のブログで近所の飲食店のアルバイト募集を取り上げた。1,350円での募集におったまげたと書いたのを思い出した。
どこかまだ他人事だったのだろう。
1,113円の記事を見て、「自分事」だということを悟る。

経営はきついが、厨房の募集を考えた。
私が身動き取れないのだ。何より調理に追われて、クローズキッチンに籠もる毎日だ。
そんな状況で、全体を、先行きを見通せない。
目隠しして走っている状態だ。先が見えないから精神的に焦る。
だから厨房から離れる時間が今はとても欲しい。たまに客席に赴いてお客様と話しをするも、新規客が来たとたんに厨房にもどらなければならない。
私も中途半端だが、話し途中で離れる私をみて、お客様もきっとモヤモヤしていることだろう。
私が厨房に入ることのデメリットは多い。
なんとか厨房を離れる工面したいと思うが、今の売上を考えると・・・。
悩みは尽きない。

そういうなかでの最低賃金1,113円の記事。
鼓動が、心拍数が急に上がってきた。







免許更新前夜

10月7日土曜日夜、それも23時過ぎ、鶴瓶さんから電話がかかってきた。
携帯の「鶴瓶師匠」の表記が出、時間帯を考えると
(あ・・チマキだ!チマキの注文だ!)
携帯から響き出てくるいつもの声
「今日の明日という注文は無理か・・・」
明日?!
思わず声が出た。
「無理やったら他のもん頼むからええんやでぇ。」
「いや、師匠、明日、私、高齢者講習の日なんです。」
「あ、ほうか、わしも高齢者講習やがな。」
電話の向こうから別な笑い声が聞こえてくる。
師匠は私より一つ上、71歳。
「師匠、免許あるんですか?」
「あるがな。高齢者講習やがな、わしも。」
周りの聞いている人に、
「高齢者や高齢者や。」
と笑いを誘う。その笑い声が電話口から聞こえてくる。
「スミマセン。そういうわけで明日は難しいんです。」
「わかった。わかった。ほなまた頼むわ。」
笑い声とともに電話は切れた。

誕生日までもうちょっと時間はある。
平日だったら都庁で更新が出来るのだが、日曜日は東陽町、鮫洲、府中の試験場のみ。試験場での更新は予約が要らない。
どこに、だれに、何個の注文なのか、聞かなかったのでわからないが、チマキ受注をためらった自分に少し嫌悪感と悔いが残る・・・・・も、
(師匠!もうちょっと余裕を持って注文くださいませ。)