2021年 4月 の投稿一覧

マンボウ喰っちまおうぜ!

魚のマンボウはかわいいが、12日にも始まりそうなマンボウはまったく可愛くない。こんなことするよりワクチンを早く入手、接種しろ!
諸外国(先進国)と比較しても確保率も接種率も圧倒的に低い。低すぎる。
これは政治の怠慢ではないのか。
国民に、飲食店に、我慢を強いるだけ強いて、挙げ句の果てに送別会だ、宴会だと。
・・・・・・・。

言いたいことはいっぱいあるけれど、また来週から営業短縮8時まで。
確かに、8時まで営業は、私の立場でも仕事終了後に呑みに行くところがない。
一般の会社員だって、飲食店が8時で終わるのであれば家に直帰する方が多いだろう。そういう意味では非常事態もマンボウも効果があるのだろう。

でもねえ、このまま行くと立ち上がれないよ。たぶん。
倒産件数は減っているそうだけど、自主廃業や閉店は増えているそうな。
お役所や議員の方、ここら辺の正確な数値も表に出してくださいな。
当然、飲食店に勤務する方たち(ほとんどバイトかパートの方たち)の失業数も教えてください。

厨房とホールを預かる女性と相談の上、コース料理の新メニューが上がってきた。
面白くない。何の変哲もない。
(そうか・・、考えつかないんだ・・)
言われることには素直に従ってくれて、それはそれで大変ありがたいのだが、「無難」な生き方をしているのだ。
悪いことではないのだが、コロナ禍の様な非常事態には逆に強い押し切りが必要になってくる。

急遽ミーティングをした。


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コロナ禍で、テイクアウトやデリバリーの需要が増えている。
お店の基本的なスタンスを変える必要性を強く感じている。
「今のままでは駄目。」「従来のやり方では通用しない。」
まず現状を変えることが、お店の維持につながるということを肝に銘じて欲しい。

●提案1、コース料理について

提出して貰ったコース料理は、何が特徴なのか、お客様に何を食べて貰いたいのか、お店側としてお客様に伝えたいのかがわからない。
三千円コースだろうが、五千円コースだろうが、1万円コースだろうが、メインディッシュは絶対必要だ。
もっと言えば「一品豪華主義」的なものが欲しい。
でないと、遠くからのお客様を呼び寄せきれないと感じているから。
有名店や高級店が、名前でもってデリバリーやテイクアウトに手を出している。
歓ファンのように立ち位置が中途半端なお店は一番苦しい立場に追い込まれる。
歓ファンでないと食べられる料理が欲しい。

例)
○【揚げや鯉の甘酢あん掛け】ビジュアルでお客様を圧倒できるもの。
・鯉の丸揚げなどは大昔流行って今更と思うかも知れないが、逆に今出しているお店は少ない。鯉が泥臭いのであれば、割と安価で入荷できるスズキなどを代用してみては。

○【北京ダック】
ダックは皮を食べる料理だが、ダックを鶏やウズラに変え、丸まるを揚げるなり、蒸すなりしてはどうか?

○【ソフトシェルクラブ】
鉄板ジュージューもOKだし、揚げるだけでも面白いと考えている。なるべくそのままで出しナイフフォークをつけて出す、あるいはその場で切り分けるの見せ場を作る。

土鍋麻婆がいまだに人気商品なのは、土鍋をグツグツ状態で出す手間暇をお客様が買いに来ていると私は思っている。土鍋も麻婆も単体ではさほど珍しくないが組み合わせで一手間掛けることで人気が続く。少なくとも近隣でグツグツしている麻婆は食べることが出来ない。

●提案2、五目焼きそばについて

歓の一番人気メニューは何かと尋ねたら、あるいは一番売れている料理と聞かれたら・・・?たぶん五目焼きそばだ。
でも今の焼きそばは、美味しくてもごくありふれたあんかけ焼きそばに過ぎない。
この焼きそばに関しては、もっと豪華で良いと思う。
現在高い原価率で推移しているが、焼きそばに関してはもっと原価を掛けてかまわないと思う。焼きそばが人寄せになるし、お客様に来店して貰えれば、ついでの「注文」は増える。

○素材
・今の様な四角い片で切るのではなく、白菜などは棒状で切る。
・材料的に安いが存在感のあるモヤシ、大根(細切り)、玉葱、筍(細切り)を使う。
・切り干し大根を使っても面白いと感じる。
・冷凍アサリも安価であり、歯ごたえ、コクともに申し分ない。

○仕込み
・肉(鶏or豚肉)を細く切り衣をつけて揚げておく。
・あんかけ直前に入れこみ、揚げたカリカリ感をだす。(カツカレー)

○調理
今と同様パイ皿に一人前ずつ仕込んでおき、注文が入ってから素揚げするのではなく湯通しする。替わりにごま油や葱油などで脂肪分を補う。油通しをしないことで油の節約になり、常に沸いているお湯を通すことでガス代金の節約にもなる。厨房が油まみれになることを防げる。料理そのものも低カロリーに抑えられる。
研究の余地ありと思っている。
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テイクアウト屋デリバリー業務、そしてECサイトと、コロナ禍でもやれる方法は探しているし、実行段階に移っている。
失敗するかも知れない。けど今のままでもお店は終わっちゃうよ。
同じく終わるんだったら、やれること全部やっちまおうぜ!
そうして、マンボウを食っちまおうぜ!

スマホ

春が逆戻りしたかの様な、今日は冷たい雨。
ランチタイム、12時前後に半分(14名)ほど埋まり、後30分ほどノーゲスト。
1時過ぎにお客様がポツポツ・・・そして二回目のノーゲスト。
コロナで、この雨で、仕方ないかぁ・・・と、感染防止で開け放たれたドアからお客様のいない店内に流れ込む冷気に余計寒々となる。

やることのない手持ち無沙汰に、ついついスマホに手が伸びる。
(いや、止めよう、スマホは)
ノーゲストの店内で本を開く。
本のタイトルは「スマホ脳」
まだ読み始めたばかりなので詳細は不明だが、きっとスマホを使いすぎるとこうなるよという、生物学的な見地を説明した本だ。

パソコン、スマホと一日に扱う時間はいかほどだろうか。
今日みたいに雨で、ヒマで、どこにも出かけられそうもなく、予定もないとなったら、きっと半日は触っているのじゃなかろうか。
だから、心のどこかで自重している自分がある。

小さい頃から身体を動かすのが好きだった。チョロチョロ動き回って落ち着きのない子だった。
高齢になった今でも、休みの日は動き回る日が多い。
6階にある自宅に、エレベーターを使わず、一日最低でも階段を2往復する。
老いて細くなった太腿の筋肉を今以上落としたくない。
いつかリタイアして自分の時間をもっと使える様になったときに、山へ行きたい・・・。山に登るだけの脚力は残しておきたい。その一心だ。

事情が許せば、山に住んでも良いと思っている。
そしてその時にはスマホは捨てる。
(息子たちや知人に)何らかの連絡手段は必要だと思えるので、固定電話や郵便物が届く程度は確保しようと思っている。パソコンなどメールを受け取れるものも最低限必要かも知れないが、スマホは勘弁して貰いたいと願う。

スマホを使う様になって、いや、スマホから使われる様になって、自分という存在や「生きる」という妙味が薄まってきた感じがする。
リアルタイムで流れてくる情報。無意識に求めるリアルタイム情報。
これがないと落ち着かない自分に、
(やっぱりちょっとおかしいよね)
と思うし
スマホに頼る自分の立ち位置に
(やっぱり自分という居場所が見えなくなっているよね)
そして一番肝心なことが、一番見つめ合わなければならない妻の顔を覗く回数が、スマホを操作することで少なくなっているのだ。

時間は有限だ。
その有限な時間の使い方には優先順位がある。
時間が無限に感じていたときは、様々な可能性を自分に見ていた。
今でも自分にいろいろな可能性は見ている。
しかし時間は有限だ。
可能性をしぼる必然がある。

スマホが出るまでは人は進化していた。
スマホは、人の進化を必要としていない。
むしろ・・・・・・。