故障、故障、故障・・・連鎖

チマキが絶好調だ。
ビックリするぐらいの注文が来る。大手芸能プロダクションからの発注が来るのだ。
100個、200個は当たり前。つい先日は2000個という注文が来た。
そして年末、紅白歌合戦のスタッフへの差し入れ2000個も来る予定だ。
電話を受けた社員は、この注文に即答できず、私の携帯に
「どうしましょう?」
「厨房はどう言ってるの?作れると言ってるのですか?」
「厨房は大丈夫だそうです。」
「だったら、引きうけてください。引きうけない手はありません。」
 
すでにチマキはお店では作っていない。作って貰っている。アウトソーシング、歓[fun]仕様の外注だ。
委託先が受注に問題なければ、あとはチマキをスチームコンベクションで温め直し、アルミホイルを敷き詰めた発泡スチロールに詰め込み、ガムテープでガッチリ封印し、チマキの熱気が逃げないようにするだけだ。
運転免許を有し配達できるドライバーは私と厨房の調理長だけだ。料理に調理長は欠かせないために、いきおい配達人は私の役目になる。
 
調理長が
「スチームコンベクションの調子が悪いんですが。業者に点検させたのですが、修理にかなりの費用がかかるみたいで、夕方、その業者が社長に相談しに来ます。」
(えっ、脅かすなよ。わざわざ断ってくるところを見ると、何十万円単位だな・・)

夕方後楽園店から電話が来る。聞くと冷蔵庫が効かないという。
後楽園店は以前から換気ダクトの調子が悪いと言われ、空調業者に見積もりを頼んだばかりだ。これだって40万円という見積もりが来ている。

こういう故障ごとは往々にして重なってくるのだ。
うぅぅぅ・・・・・
スチームコンベクションだって、チマキの受注がある限り、必須アイテムだ。
うぅぅぅ・・・・・
私が故障しちゃう!

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