歓ファン後楽園店、撤退

新橋に「梅花メイフア」という糖質制限専門中華料理店を出したのが、東日本大震災のあった2011年4月。 14年2月に舞台を後楽園に移し、屋号を「歓ファン」に変更し、さらに営業を続けること6年。都合9年にわたる糖質制限レストランを閉鎖することに決定。

決定はずーと以前に決まっていたのだが、具体的な日時が決定したのは昨年師走になってから。 1月29日営業最終日。30日、31日と片付けがあり、そして店舗引渡し。
引き渡しに際して決め事がまだ細部まで詰まっていないために、まだまだ紆余曲折あるものと思われる。そのほとんどがお金にまつわるもの。私に資金的な余裕があれば打つ手も様々あり、そもそも撤退もまだ先の話だったと思う。
撤退に対しては、こちらに資金的にひっ迫した状態があるためにどうしても話しは受け身にならざるを得ない。それでもこの難局を乗り切ろうと考える。 あらゆることを想定、あらゆる方法を模索、あらゆる方にご相談。 それでも決定打は見つからない。 真摯にあきらめずに目の前の問題を一つ一つ解決していくしかない。それも1月末という時間制限のある中で。
精神的に非常に疲れるし、疲れが回復しない。たぶんストレスも相当溜まっていると思う。資金繰りを担う家内に至ってはなおさらと想像する。言葉だけのいたわりより「現金」。それに尽きるのだが、家内も気怠そうな表情を見せながら、なかなか弱音を吐かない。逆の立場だったら私は逃げ出すかもしれない。と、こんな妻と一緒に歩いてきたことを心から感謝。
後楽園のスタッフには全員に今回の撤退は伝えてある。驚き、落胆し、一部は涙ぐむ。が、気持ちが落ち着いた今、皆一応に仕事、お客様に普段と変わらない接客をしてくれている。手抜きや投げやりな態度を見せないのだ。 つくづく良いスタッフに恵まれたと、これまた感謝。
あと少し。あと20日ほど。みんな頑張って。そしてありがとう。

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