時短営業要請ふたたび

臨時ニュースがでた。
東京都は今月28日から3週間にわたって、10時までの時短営業を要請する。
飲食店にとって12月の繁忙期がほぼ全滅・・となる。
ギリギリ踏ん張っていた心の何かが、ポキンと音がしたような気がする。

今年1月あたりからのコロナ禍。
一個の歯車が少しずつきしみ始めて、大きな仕掛け時計が年末になって止まる・・・。
そんな感じがする。

資金繰りが苦しくなってきた。
ダメ元で、また関係省庁へ融資相談に出向こうと考えている。
今朝、家内にその考えを伝えた。
「どうするのよ。返せないよ。」
悲鳴に似た返事が返ってくる。
「返せるようになった時に返せばいいさ。」
「いつよ!自分の歳を考えて!」

勝算があるわけじゃない。
でも、このまま終わっちゃいけないと思っている。
私がここで音を上げれば、もっとたくさんの人が音を上げそうな気がする。
どこかで誰かが踏ん張ってなければ、何もかも崩れてしまう。
踏ん張れるのは、他の誰でもないし、私しかいないし。
たぶん、まだやり残したことがあるような気がする。
余生は、あってもたぶん十数年。
十余年で全てが終わる。

もうちょっと踏ん張ってみるか。