チマキという商品化

コロナ禍で来客数は極端に減っている。
商売をするという段階はとっくに通り過ぎている。
コロナ禍が収まっても来客は簡単に戻ってこない。
もしかすると数年かかる、いや従来の働きかたが変わる。

来客数が戻ってこなくとも会社がお店が存続する道を探さねばならない。
そういう努力をしようとしている。
これでも駄目だったら、それはそれで仕方ないと思う。

考えたのが、今、歓ファンでの人気商品の製品化だ。
製品化というのはパッケージを作って贈答品としての販売。
すでにオファーがあるが、クレジットカードのポイント交換用の商品化を目指している。
贈答品として購入して貰うために、パッケージに工夫を凝らす。
パッケージする商品は歓ファンに数点あるが、今回はチマキともう一つ。
チマキは現在冷凍品として受注出荷している。ヤマトに頼んでクール便としての出荷になる。

ある方の紹介を通して、クレジット会社の若い女性が担当についた。
営業はさほど慣れてない。が、一生懸命さが伝わる。
懸命に私の言うことを理解しようと努めている。

この娘にメールで伝えた。

他社にも頼んでいますが、ある程度経費がかさむのは覚悟しています。
チマキという冷凍食品をどういう形のパッケージにするのかを思案しています。

・冷凍品をそのままだと、時間経過とともに必然的に水(結露を含む)が出てきます。どういう処理が無難なのか。
・真空パックにして常温でどのくらい保存が可能か
・三角錐というチマキの形状を、どういう形のパッケージに収めるか。
・ユニーク(特徴があって)で、手に取りやすい、買いやすいものできるか。
・デザイン料などは最初に発生する経費なので、これは問題ありませんが、ランニングコストは一番に抑えたい。このバランスをどうとるか。

問題は山積みです。一つ一つ解決していきましょう。みんなの知恵を持ち寄れば良いものができるはずです。

壁はぶつからないと、その壁の大きさ、高さ、厚みなどが分かりません。
大きさ、高さ、厚みが分かれば、その壁を越えるのか、壊すのか、回避するのか、という解決策を見つけることができます。
壁にぶつかると言うことはそういうことです。悩みの原因が分かることです。
ぶつかると痛い思いをするので、最初からぶつかること事態を避けようとしますが、それは間違っています。
無駄かもしれませんが、「無駄」ということが分かるだけでも進歩だと私は考えます。