消費の冷え込み

コロナ禍で私の一番の関心は商売だ。
たいへんだが、それなりに借金した。このままでは多分返せない。
店舗展開とか規模を大きくするだとかECサイト的な売上増をはかるしか道はない。

今日の日経ニュース
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20年の消費支出、落ち込み最大5.3%減 月27万7926円

経済2021年2月5日 8:40 (2021年2月5日 10:07更新)

総務省が5日発表した2020年の家計調査によると、2人以上の世帯の消費支出は月平均で27万7926円となり、物価変動の影響を除いた実質で前年から5.3%減った。減少は2年ぶり。落ち込み幅は比較可能な01年以降で最も大きかった。新型コロナウイルスが感染拡大した影響で旅行関連や外食、衣料品などへの支出が大きく落ち込んだ。

品目別にみると、国内外のパック旅行費や宿泊代など「教養娯楽」が前年比18.1%減った。外出自粛で交通費が減り、「交通・通信」は8.6%の減少となった。「被服・履き物」は19.8%減。テレワークの広がりでスーツや婦人服の需要が低迷した。感染予防のため人との接触の抑制が求められた結果、交際費や外食費も年を通じて減少した。

コロナの影響で支出が増えた品目もあった。たとえば「家具・家事用品」は前年より6.1%増えた。除菌グッズへの支出が急激に増えたためだ。「光熱・水道」も1.9%増。自宅で過ごす時間が増え、電気代や水道料の支払いが増えた。

2人以上の勤労者世帯の実収入は月平均で60万9535円となり、実質で前年比4.0%増えた。2年連続のプラスで、上げ幅は01年以降で最大だった。コロナの流行を受け、政府が国民に一律10万円の特別定額給付金を支給した影響が大きい。世帯主収入の落ち込み(1.5%減)を、給付金が補った。

20年12月の消費支出は2人以上の世帯で31万5007円となり、実質で前年同月比0.6%減少した。減少は3カ月ぶり。感染の再拡大で、外食や旅行費の減少幅が大幅に拡大した。季節調整済みの前月比では0.9%増えた。総務省によると、12月は気温が下がり、11月より冬物衣料が売れた影響が大きいという。
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消費が落ち込む時の真っ先に影響を受けるのは外食だ。
飲食店はコロナで各種給付金、補助金が出た。コロナ禍で融資も受けやすい。
店舗維持は可能だ。
しかし引き返せない道に私は、私の会社は突入した。
借金は地獄まで持って行く。
その覚悟はできた。

医大通り商店会の会長を仰せつかっている。
会員の借金(融資)、補助金や給付金、協力金の相談にのり、都や区のコロナ対策向けの100%助成金もほぼ全部申請し、受理した。
アルコール消毒液や赤外線センサーディスペンサー、空気清浄機、マスク・・・
商店会会員にはほぼ全部、それも潤沢に供給した。

自分のお店のことも、商店会のことも、ほとんどやりきった。と思う。
議員さんや行政もほとんど利用し、意見を聞き、こちらの要望もけっこう通した。

ワクチンの話しがニュースで報じられ、感染者数も落ち着き始めている。
アフターコロナがこれからの仮題になる。
そして私は引き返せない道に入った。
常に借金に追われるストレスにさらされながら、行き先は「地獄」に、たぶん決定した。

おれってこんなに強かったっけか?