眠い

10月30日に商店会が主催する「音楽フェスティバル」が終わった。
10月はほぼこのイベントにかかりっきりだったために、11月10日過ぎても放心状態の余韻が続いている感じだ。
年会費の請求書発行、配布、とそれなりに仕事はしているのだが。

そんななか店舗のてこ入れをさぐっている。
店の売り上げは、コロナ禍の影響が抜けなく低迷状態が続いている。かなり厳しい。運転資金があっという間に枯渇していく。
今年いっぱいは大丈夫だ。
が、年明けは自信がない。

先日、主な従業員を前にミーティングを開く。
今年いっぱいで身売りも考えている、と伝えた。
その中でも起死回生の一手を、二手を伝える。
だが、「起死回生」が間に合ったとしても、かなりギリギリだ。
時間と資金の綱渡り・・・・・・。

コロナ禍の影響が続いている、、、ということはお店の”ヒマ”も続いている。
余計な時間。お客様がいなくて仕込みも準備もしない時間。でも手持ち無沙汰でもお店で待機してなければいけない。
待機時間中、今後のお店の行く末を、頭の中でいろいろな場面を描きながらシミュレートする。難しい局面を切り開く方法を、頭の中でいろいろと模索する。
が、悲しいかな、ひらめきが出てこない・・・どころか、悪い方向への想像は膨らむ。

いろいろと考える。いろいろと悩む。いろいろと・・・・・。
そのうちに急激な睡魔が襲ってくる。
(いかん、いかん、今は居眠りするような、悠長な状態じゃない!)
と思いつつ、首がかくんとなり頭が下へさがる。

ガクンと頭が下がることで現実へ呼び戻される。
「ヘタな考え、休むに似たり!」
を実践している自分がそこにはいた。