2025年 7月 の投稿一覧

殺人事件

 歓近くのマンションで殺人事件が起こった。
https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/tokyo/region/tokyo-416785

ここは新宿。歌舞伎町も近い。
新宿区で、新宿を冠する町名は1丁目から7丁目まである。
殺人事件が起こったのは新宿六丁目。歓ファンのあるのも新宿六丁目。
そして私が会長を務める医大通り商店会の医大通りは東京医科大学を接して、5丁目6丁目の間を通り抜ける。まさに目と鼻の先で起こった殺人事件なのだ。

何かと問題を起こす歌舞伎町が近くにあるだけあって、物騒なイメージが大きいが、この新宿六丁目は住宅街だ。高齢者も多く、小学、中学、大学と学校も3校ある。町内にどちらかというと閑静なたたずまいをいつもは見せている。
物騒なイメージとはほど遠いのだが、繁華街、ゴールデン街、歌舞伎町のイメージがこの地域までつきまとう。

その繁華街や歌舞伎町に勤める方たちの居住まいという性格が、この新宿六丁目の別な顔でもある。そういう居住まいで起きた事件だ。

警察から私の所へ頻繁に問い合わせが来た。商店会で設置した防犯カメラ画像への問い合わせだ。商店会で設置した街路灯に防犯カメラは取り付けてある。Wi-Fiで防犯カメラの下にパソコンを持って行き、画像を引き出す。
今日はオマケがついた。防犯カメラからの画像の問い合わせがテレビ局からあったのだ。センセーショナル事件だっただけにテレビ局にとって垂涎のネタだったのだろう。

閑静な住宅街の殺人事件はけっこう衝撃的なニュースなのだが、新宿という地名がテレビ局まで引っ張ってきた。

タイトな一日

平日水曜日だったが、本日のランチはお休み。
江東区大島にある江東病院に診察に行った。この病院で勤務する先生が、非常勤で南新宿の病院へ勤めている。この南新宿の病院へは毎月診察に行っている。私の主治医の勤める病院だ。

先月の診察で、
「赤血球の値が微妙に変化しています。赤血球の値が変わるときにはガンの兆候が出ている時です。まだ数値が微妙ですが、一度検査してみませんか?」
という主治医からの申し出だった。
先月末、ガンで亡くなった弟のことがあり、素直に応じた。

病院到着は11時30分を指示されていた。
電車で30分ほどの行程。診察前の待機時間を考えて10時には出発した。
久しぶりの江東病院。7年ほど前前立腺ガンの検査入院以来だ。病院内の診察課の場所も微妙に変わっていた。診察のシステムも微妙に変わっていた。診察票にバーコードが印字されており、それを読み取る仕組みに変わっていた。総合窓口のカウンター内にはけっこうな人数が勤務していた。労働力不足には見えなかったが・・・。

心電図、血液検査、尿検査、レントゲン、CTスキャン、その結果を見て最後に主治医の問診となった。
結果、右肺に微妙な黒点が映っていたという。検査は日を変えて続く。七月の予約を取られた。合計5日間の検査とあいなる。
来週は胃カメラと伝えられた。

右肺の黒点のことを告げた主治医に聞いた。
これがガンの可能性はどのくらいですか?ガンでない可能性はあるのですか?
「いや、まだ小さいですから、影響は極めて小さいです。」
ということはガンが前提の検査と言うことですね。肺と伺いましたが、胃カメラでガンの存在がわかるのですか?
「胃カメラではわかりません。」
じゃあ、なんで胃カメラの検査を?
「この際身体の全ての状態をわかっておきたくて。」
入院はするんですか?
「検査での入院は、今回有りません。」
それは助かります。が、ガンがわかった時はまた身体を切るんですか?
今まで三度身体を切っていますが、切る度に体力がなくなっていきます。
「今度やるときは小さくしか切りませんから。右肺近くの小さな穴から手術が進みます。」
そこまでして長生きする必要がありますか?もう十分生きたんですが。
「大丈夫です。すぐに終わらせます。」
循環器の先生だから、自ら執刀するわけではないのだが、自信を持って答えられた。

検査が終わったのは夕方4時近く。
ほぼ5時間ほど病院に滞在したことになる。
バーコードやQRコードを導入して、病院の作業そのものは効率化したはずなんだが、人員数は減ったとは思えない。待たされる時間が減ったとも思えない。
だれかが楽になったんだろうな・・・。
少なくとも患者は楽になったようには見えないけど・・・。