「昭和生まれの方に聞きます。」
というタイトルで、昔は先生が生徒を殴っていたと言う野聞きましたが、本当ですか?というスレッドがネットで流れていた。
うんうん、普通に殴られていた。
小学校5年、6年は同じ担任で名前は長崎浩という先生だった。
その先生が自分の名前をもじって、
「俺の名前はナガサキヒロシだ。原爆と一緒で一年に2回爆弾を落とすぞ。」と私たち生徒を脅かしていた。なぜだかその二回の爆弾は私が喰らった。私は落ちつきがなく、言いつけを守らなかった生徒だったようだ。
暴力というほどではなかったが、子供同士でも師弟関係でも親子関係でも普通に殴る蹴るというのは当たり前にあった。
今は問題になるんだろうな。
私の父は家庭訪問で来た先生に向かって
「殺されちゃ困るが、骨の1本2本折っても構わないので思いっきり叱ってくれ。」
と、私が同席している前で言い放った。
そんな時代だった。
鹿児島特有だったのか、私の周りだけだったのか、今となっては覚えが不確かだが、1対1の喧嘩は「やれ!」と推奨(?)されていた。
「虐め」というくくりで暴力は今となっては否定的だが、思い返すと”殴る””蹴る”で私は鍛えられたと思う。多少の耐性も出来た。
悔しくて反発心がバネになってのびた(成長した)面もあったと思う。
暴力の全否定には、ちょっと疑問を感じている私、今の時代にはあってないのかもしれない。そういう意味では過去の人になっている・・・・・。