十九周年アニバーサリー

12月3日土曜日は、歓の十九周年イベントを行った。
この地に店を出しまるまる18年が経ったのだ。
周年行事は毎年やっていた。それがコロナ禍で2年ナシ。
今年も第八波が押し寄せている最中に、
(今年も無理かな・・・)
と半分諦めていた。
私の住まいのある新宿五丁目の町会長が新年会の余興での芸人さんを私に求めてきた。これまでも何名も芸人さんをご紹介してきた。延べ7~8名様ほどご紹介してきただろうか。それぞれ連絡先がわかっている芸人さんは直接連絡できる様にしてきたはずだった。
聞いてみると、新しい芸人さんを欲しているらしい。
お店の方は、長いコロナ禍で中止方向で検討に入っていた。

日時、場所、ギャラなどを告げて、鶴瓶さんにメールを打った。
鶴瓶さんが若手の落語家さんに、
「お前、見つけてやれ。」
と言われたらしい。その若手の落語さんから電話があった。
「鶴瓶師匠は私どもにとっても雲の上の存在なんです。芸人さんの紹介は私が請け負います。鶴瓶師匠にそんなことは頼めません。」らしい。
で、歓の周年行事と合わせてお願いした。

ビックスモールンという大道芸人を若手落語さんは指定した。
芸能界音痴の私、申し訳ないがビックスモールンは知らなかった。
YouTubeで見つけた。動画を見た。
(えっ?こんなの、テーブル広げてるお店でできるの?)
が正直な気持ちだった。
「大丈夫です。今、彼はあちこちで引っ張りだこです。」
「ギャラも歓さんの都合で良いです。」
これで周年行事開催も芸人さんの選定も終わった。

相棒の女性に「会費1万円」と告げた。例年7千円か8千円だった会費だ。
「えっ?」
金額に驚愕した様だ。背中を押した。
「大丈夫だよ、私とあなたと二人だったら満席にできるよ。」

彼女が頑張った。
32名様になり、後から申し込んだ方の数名は断ったほど。
これ以上入れると、芸が、芸を行うスペースがとれない。

会費が高かった分、現在開発中の「新宿醤」6000円相当をお土産につけた。
そして久しぶりの満席宴会。
久しぶりの気持ちいい疲れが残る。

師走忘年会シーズン。
まだまだ空きがある。
木曜だとか金曜日だとかおいしい曜日がまだまだ空いている。

皆さん、来てくださ~い。
予約待ってまーす。