また一つ歳を取った。
71歳だ。
馬齢と表現した方が良いような年齢の取り方だ。
本人は一生懸命動いているつもりなのだが、空回りが実に多い。
ただ「空回り」そのものが年を取った証拠なのだろうと言い聞かせている。
今後、空回りはもっと増えることだろう。
西田敏行さんが亡くなった。76歳。けっして他人事じゃない。
私にいつ召されてもおかしくない歳と、早世した人たちが教えてくれる。
終活はいつも考える。考えるが、活を終わらせられない。
仕事の顛末を括りきれないからだ。
従業員から誕生日お祝いを貰う。
クオカードだった。
欲しいものがないし、プレゼントする相手も私の欲するものを考えつかなかったのだろう。つまらないといったらそれまでだが、まだ気にしてくれる方がいると喜ぶべき・・・。
というなかで今日も閉店時間を迎え、仕事が終わる。
淡々と、一年の365分の1が、もうすぐ終わる。
とりとめのない話しで、365分の1を締めくくる。