歳のせいか、起床したときなど身体の重いときが時々訪れる。
その時にはいっしょに頭も重くなる事が多い。
72歳(まだ71歳だけどね・・あと1ヶ月少々・・)だから、あちこちがポンコツになる。
遅くとも8時過ぎにはお店に入り、電灯やガスに点灯点火し、食材を出し、とチンタラチンタラ開店準備を始める。身体を動かし始めても身体はなかなか目を覚めてくれない。準備がある程度終わったらイスに座って一息つくのだが、身体が重いときにはそのまま仮眠状態になる。国会議員の真似して居眠りだ。
我ながら情けないのだが、エンジンキーを回してもエンジンはストンストンと駆動に繋がらない。もちろんハレーダビットソンばりのドッドッドッというエンジン音を立ててるつもりなのだ。
ここまで来ると居眠り姿はそのままに開き直って 熟睡モード切り替える。
ほんの5分程度なのだが、身体はスーッと軽くなる。
お昼近くになった。ランチはピークタイムを迎える。
ホールからの伝票を読み上げる声に呼応して、頭も身体も戦闘モードに入る。
先ほどまでの鈍重さはどこかに吹っ飛んで、パケッタパケッタと頭も身体もフル回転が始まった。
こんな時ほど仕事のあることに心から感謝する。
仕事が無理繰り身体や頭を動かさせてくれる。
ありがたい。ホントにありがたい。