調理補助が昼と夜と一人ずついるが、昼夜一環で仕事するメンバーがいない。
お昼にでてくるメンバーは、翌日のランチに使う食材の注文はしてくれるために助かるが、夜の補助メンバーは9月入社したてだから、材料の把握が出来ていない。
12月忘年会のまっただ中。
宴会メニューの組み立て、食材の業者への発注、不足分の買い出し。業者が持ってきた食材、あるいは買って来た食材の包装を解いての冷蔵庫への整理。その上で下仕込み、そしてお客様が来てからの調理、盛り付けをほぼ私がやる。盛り付けのサンプルを1個作り、コピーは調理補助に任せるが、私の仕事の負担は大きい。
忘年会シーズンは調理人のたいへんさを、今さらながら痛感する。昨年は精神的にストレスがたまっていたのだろうが、12月中ずーっと背中の凝りとして痛みが続いた。今年は少し慣れてきたのだろう、昨年ほどの痛みはない。
この厨房を14年間守り続けた初代調理長を思いやる。よく頑張ってくれたと、あらためて感謝がおこる。料理のうまさはともかく、仕入れ仕込み、料理の組み立て。厨房を預かる職人魂を遺憾なく発揮してくれた。
辛いときもあっただろうに、よく頑張ってくれた。ありがとう。
ま、ブログにこういう文句を綴っていること自体、私自身がけっこう堪えている証左なのだろう。
お節の仕込みなどが残っているが、今年の忘年会のピークもようやく終わりを迎える。厨房仕事に関しては気持ちの中に少し余裕を感じ始めている。
もう少し、もう少しだけ、頑張ろうかね。
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