南九州が梅雨入りしたとのニュースが流れる。
関東はまだだが、小雨が降りしきる梅雨の様なお天気だ。
梅雨入りもそう遠くないだろう。
うっとうしい季節がやってくる。
ランチがもう間もなく終了するが、30名に届かなかった。
12時~12時半のピーク時間に三分の一にも満たない。
お酒を出せないためにディナーはなし。
本日の営業はここまでだ。
・・・・・・
気持ちが萎える。
とてもじゃないが、仕事、営業、商売をしている気持ちになれない。
それほどお酒を出せない影響は大きい。
雨はうっとうしさを倍加させる。
「ただいまおかけになった電話はたいへん混み合っています。しばらく立ってからお掛け直しください。」
協力金申請窓口の電話の自動応答メッセージだ。
不備の書類があるらしく、都から電話が欲しいと、番号を添えてメールが来た。
その番号に何度電話をしても上記の様なメッセージが機械的に流れてくる。
履歴を見ると今日だけで朝9時から30回弱電話をかけている。
メールには応答できないために返信しない様、注意書きがしてある。
電話が繋がらないと、先方に連絡するすべがないのだ。
店の売り上げが壊滅状態の時に、唯一頼りになるのがこの協力金である。
手抜かりがない様送付する書類は何度も確認しているつもりなのだし、4回目くらいの申請なのだから、過去のデーターでOKだと思うのだが、そうできない何かがあるのだろうな、とモヤモヤしながら忖度する。
今回の申請締め切りが5月末だという。このまま電話が繋がらないと、唯一の収入源がパーになる。
協力金が出たとしてもプールしてある資金は少しずつ消滅していくというのに。
業者の支払い、家賃、給与と支払いのことを考えると胃がキリキリしてくる。
そしてこんな不安定が毎日続くのだ。
そんななか私の心を唯一癒やしてくれるのが、来店するお客様なのだ。
が、・・・・来ない、お客様が来ないし、来るなという禁酒令。
気持ちが萎えるのだ。
コロナが収まったとしても、
このまま(お店が)続けられるのかなぁ・・・。
お客様は戻ってくるかなぁ・・・、。