困ったねぇ。ホント困ったねぇ・・・・。
今回の「禁酒令」はホトホトまいった。
踏ん張っていた心の最後の柱がポキッと折れる音がした。
「禁酒令」が出た5月12日から東京都の指示に忠実に従ってきたけど、もう限界だな。
今月いっぱいは「禁酒令」も「時短」も従うが、6月からは要請は辞退しようかと思う。
夜の営業始めるので、皆さん来てくださ~い。
例年5月連休明けから6月は売上は悪い。梅雨時期のジトジトしたお天気に加えゴールデンウィークでお客様たちはお金を使って、外食に回すお金が少なくなる時期なのだ。コロナが無くても資金は逼迫する季節になる。7月がちょっと持ち直して、8月~10月頃まで、毎年、経営的に厳しい時期になる。
だから緊急事態宣言延長がなくともお客様や宴席の需要は少なくなる。だから要請を受けて協力金を受け取る体制を作るのが、たぶんベターだ。
でも、もう、自粛営業は限界かな・・・・。
8時までの時短には従ってもアルコール提供はする。
歓ファンは品の良いお客様ばかりで、大声を出す様な下品なお客様はいない。
それにしても、何かおかしいよね。
緊急事態宣言で、行政はいろいろと要請、お願いをしているけど効果はいまいち。
お願いばかりで効果は無くて、保証は渋るし遅いし。電話はつながらない。
各種申請書は難読問題の試験を受けるようだし。
何より「働く」「持続、継続」という意欲が喪失してくる。
コロナ禍もたいへんだろうけど、いずれ終わりを迎えた後の、人が立ち上がる気力を奪っている。何の行政かと思う。
こうなると行政に対する信頼がドンドン少なくなってくる。実際、緊急事態に従う人は少なくなってきている。禁酒も密接密集も守っている人は少なくなっている。
飲む側だけでなく「禁酒令」を守らないお店も多々ある。
要請に唯々諾々と従うこちらは、不公平感もまた大きい。
こうなるとどんな要請も命令も従う人は少ない。
政を司る方たちはたいへんだと思うが、兵隊(民)がトップ(政治)に対して不信感を持つとどんな戦争にも勝てない。
首長も私も「経営者」なのだ。
目標と目標に関わる時間を社員に提示し、目標達成後の報酬を明確にし、目標達成の成長を讃えることで、次の目標を設定する。
コロナ禍でいろいろと無理強いをさせられ行政に対し不信感を持ったことで、私自身の経営手腕の反省を促されている。
みんな、すべてが我が師なのだ。