安倍首相死去

一国の元首相が暗殺されるという、私のなかでもかなり衝撃的なニュースだった。
日本が少しずついびつになってきている・・。
理不尽差への憤りよりも、虚しさ、空虚感が大きい。
先代、先々代から営々と築き上げてきた平和を一瞬でひっくり返された虚しさだ。

生きているといろいろな不満が出てくる。どんな生き方をしようと不平不満は尽きない。苦労や悩みは、たぶん死ぬまで着いてくるのだろう。100%正解は人生にはない。
でも、だから100%正解に近づける様に努力する。それは生きている人それぞれにあり、模索し、正解が出ないまま死に至る。

41歳の(私にとっては)若者が、こういう解決方法しか見つけられなかったとしたら、あまりにも悲しい。
そしてこの結果を、彼の家族が引き継ぐだろうし、自分だけで完結する処理方ではない。そこまでの思いにいたらなかったのか・・・。

安倍首相。
この方のやった様々な政策は賛否はいろいろあったと思う。
でも私はこの方は「日本の顔」としてふさわしかったと考えている。
国内向けの政策(アベノミクス)は(うん?日本を貧乏にした・・)とちょっと疑問になるが、「外交」という点では、私は及第点をつけている。
トータル、傑出した政治家だった、というのが私の率直な感想だ。

だが、前述した様にどんな政策をとったにしても100%正解はない。
選挙で選んだ私たちが最終的に、結果を呑むべきだ。と思う。

自分が思うような結果を出せなかったことに対しての、今回の行動。
「暴挙」につきる。
残念、無念、・・・・・そして一人の日本人としての虚しさ・・・