例えば中国や尖閣諸島付近で石油採掘の試掘したり、韓国の議員が竹島に上陸した、など日本が望まないことを外国がした時に使われる常套句。
「領事館や大使館を通して、中国(韓国)に遺憾の意を伝えた。」
とセリフがよく流れる。
この「遺憾」って何?
前後の流れからくみ取って、遺憾は「抗議」をしていることだろうと思っていた。
外交関係だけでなく、お役人たちは「遺憾」が大好きだ。
「遺憾」を英訳した。
regret 発音は、レグレット?リグレット?
pityというのもあった。
この二つのフレーズを、さらに和訳してみた。
「残念」「残念なこと」と出る。
何だか肩透かしにあった様な気分だ。
日本の海域で無断で採掘する。
「ああ残念だ!」
と言ってるに等しい。
それを聞いた当事者の外国はおそらく
「日本は”残念”らしいぜ。そのくらいだから、もうちょっと掘っても大丈夫そうだぞ。」
という反応を示しているんだろうな、と想像する。
まるで空気銃みたいに効果のない「遺憾砲」を政治家はあっちこっちでぶっ放す。
遺憾砲・・・これって”残念”って訳すよりも「屁こき」って訳した方がピッタリこない?