立秋

8月7日。昨日が立秋だった。
暦では秋。

8日、日曜はオリンピックの終わりだが、残暑は続く。
猛暑日が続いていた。
そのなかで厨房の換気扇が壊れた。吸い込みが弱くなり、徐々に空気の排気が少なくなり、ほぼ止まった。
止まった半月ほど前から厨房は灼熱地獄。
業者に依頼したが、モーターが逝ってしまったそうだ。

とにかく急がせた。
そのダクト工事が8月8日、日曜日の今日だ。
朝8時から資材の持ち込みが始まった。
ダクトの大本の機械は屋上に設置してある。
建物は木造鉄筋で築40年以上になり、かなり古い。
重い機材を屋上に設置できず、クーラーの室外機がおけない。
その不安を抱える屋上に換気モーターをロープで引き上げ、古いものと交換する。
台風が近づいていることもあり、天気は小雨模様。
雨の中、作業員が雨カッパを羽織って、脚立で屋上に上がる。
ご苦労様。

建物の外壁に合わせて直径60センチほどの配管を貼り付ける。まだつながってないが、電源を確認しモーターが正常に稼働するかどうかを業者が点検している。
換気が始まるのは間もなくだ。

工事代金はモーターを含めて140万円。
相当な額になる。
しかし厨房従事者の健康には変えられない。
工事に踏み切った。
これで歓の熱い夏は終わりを告げる。

歓ファンにも秋が訪れそうだ。
8月8日。オリンピック終わりの憂愁とともに、歓には過ごしやすい秋が訪れる。