6月。緊急事態宣言下の合コン

お酒が出せないのは本当に困った。
かと言って、協力金を返上し営業したとて売上を上げる自信はない。
ゴールデンウィークから6月まではそういう時期なのだ。
7月、ちょいと持ち直して、8月~10月くらいまで売上は伸び悩む。

4月1日~11日までの協力金は申請した。次の分の申請は6月末になる。
問題がなければ申請後の半月ほどで入金される。
ということは、4月12日以降の協力金が実際に入金されるのは7月中旬ということになる。長い・・・・・。
やはり資金繰りが苦しくなる。

どうしようかと思いあぐねている時に、元女性アナウンサーだった知人が友人を伴って3名で来店してくれた。すべて妙齢の女性ばかり。
そのうちの一人がイベントの企画運営会社を経営されている方だった。

1時間ほど過ぎたときに同じ町内の仲間が売上貢献に来店してくれた。
こちらはちょっとむさ苦しい男二人。

緊急事態宣言下、歓ファンの営業は20時まで。
双方にいったんお会計をお願いした。
(さあ、これで、本日の営業は終わった・・・。)
そこで女性軍に
「合コンしませんか?」
と持ちかける。
ここからは営業ではない。
お酒も出した。(ホントはお会計前にも少し出したのだが・・・・・。)

男性のうち一人は、誘った女子アナの現在の仕事が同業でもある企画運営会社だったからだ。
共通の知人が多々いることも知っていた。
お互いを紹介した。
そして男性陣が座っていた円卓に誘った。
年齢も40歳代一人、50歳代3名、60歳代が私を含めて二人。
それぞれが家庭があり、子育てが一段落し(40代の一人は真っ最中だが)、さりとてまだまだ現役で活躍されている。
話しが妙に合った。楽しかった。
男女比が3対3というのも楽しさを手伝った。

話しは、商店会の秋のイベントのことになり、この人たちの力が結集されることになりそうだ。
こういう繋がりができると、「飲食」という業は面白い。
秋のイベントも飲食も、早くコロナ禍が収まって欲しいとつくづく思う。