祭り

半纏の整理が始まった。
クリーニングされて四角く畳まれ5枚ずつビニール袋に包まれた半纏を取り出す。LL、L、Mサイズが無造作に入ったものを、それぞれサイズごとに分ける。そして枚数を依頼先ごとに振り分け、その数に合った帯と一緒に揃える。
揃えた枚数と依頼先名をメモして、束になった半纏の上に置く。
子供神輿用のお菓子が詰まった大きな段ボールが4箱。その脇に整理された半纏が居座る。
外では神酒所作りが始まっている。

今週末16日、17日が西向き天神社例大祭。
その翌週23日、24日が花園神社例大祭。
年一回のお祭りがいよいよ始まる。

御神輿を担いでいた頃は、遠足前の子供のようにワクワク感が止められなかったが、ここ数年は担ぐだけの筋力がなくなっているのを自覚できるようになった。担ぐと腰が砕けそうになるのだ。
担ぐことが稀になって、そこまでのワクワク感は蘇ってこない。
寂しいが、もう年なのだと自分であきらめさせている。

それでもこの地域で培った人との出会いは捨てがたい。
拠点(お店)がなくなり、お祭りは参加しなくてもOKなのだが、町会からも来てくれと依頼がかかる。
担ぎ手を毎年20名ほど集めている私に対しての依存が手伝っているのかなとも思うが、でも、頼りにして貰えるのはありがたい。自分の居場所を見つける。

ただ、半纏合わせなど、こういう町会の一大イベントに参加される方々が、私を含めて年々高齢化している。
今日集まってきた方々の中で若い方が60歳代。私72歳。80歳を超えている方が5名。
もちろん若い人たち、現役で仕事をされている方々が仕事優先だというのも理解できるし、お昼1時過ぎの準備段階で来られないのも、やむを得ないと思う。
それでもいつかはこういうお祭りイベントも、高齢化や従事する人員の減少によって開催が困難になってくるのだろうなと、一抹の寂しさを禁じ得ない。

・・・・
お祭りだ!
ノスタルジックはお祭りに似合わない。
三社祭ほどではなくともお神輿だ。
お神輿に乗せて盛り上げていこう!
ワッショイワッショイ