2月になった。
当社は給与が20日締め月末払い。業者への支払いは、月末締め15日支払いになる。
毎月、月明けとともに各社の請求書が送られてくる。
1月15日は12月の支払いがある。
忘年会などは絶えて久しかったが、それでもお節の売上や宅配ものなどがあってそれなりに仕入れはあった。
コロナで売上は減っていたが、何とか支払いができた。
今週初めから1月分の請求書が送られてくる。
請求書の封を開け請求書の金額の欄を確認する。
各社とも大幅に請求金額が減っている。
当たり前だ。非常事態宣言下、ランチしか営業してない。
酒屋の請求金額、なんと3500円!
一ヶ月間の全仕入れだ。
思わず酒屋の社長にメールを打った。
「請求書いただきました。ビックリするくらい注文してませんね。申し訳ありません。緊急事態でランチしか営業していません。しばらく辛抱してください。」
他の業者もほぼ壊滅的に少ない。
飲食店もたいへんだが、休業手当、時短営業手当が支給される分だけまだマシだ。
もちろん問屋に対しての手当もある。しかし一事業者につき40万円。たぶん一人分の給与で吹っ飛ぶ。
歓ファンだけでもこれだけ減っているのだから、広域に配達しているところは想像だに悲惨だ。経済用語で言えば「サプライチェーンの崩壊」だ。
緊急事態宣言は3月まで延びた。
数多の倒産のカウントダウンだ。
この段になってもオリンピック開催云々・・・。
政治家、馬鹿か!