鶴瓶チマキ

お店を閉じてしばらくたった昨日。
お昼の11時ころ携帯が鳴った。
発信人は鶴瓶師匠。
(ありゃ、チマキの注文か・・・)

「明日チマキ、持っててぇな。」
相変わらず主語も要点も抜けた語り口。
「師匠、どこですか?」
「いつですか?何時ですか?誰にですか?何個ですか?」
こちらだって負けちゃあいない。
が、店舗のない現在、果たして受けられるかな・・と、質問を続けながら不安も胸に宿る。

「グローブ座やがな。息子や。駿河太郎や。」
「そやな、15時頃でええがな。大丈夫なんか?」
「数は70個やあ。」
「ありがとうございます。頑張ります。」

何カ所か電話やメールを入れ、チマキ、発泡スチロール、蒸し器などの手配を終えた。が、数が60個しか手配できない。
ありゃ・・・、ま、10個少ないだけだから、大丈夫かな・・・
着信履歴を見ながら、折り返しの電話を入れる。

へっ?電話口から聞こえる声は女性の声だ。
あれ?と思う間もなく
「鶴瓶の家内です。何かご用ですか?」

あ・あ・・携帯登録は奥さんの番号、FAXを含めて「鶴瓶師匠」となっている。
「あ、あ、あ、今、師匠から電話をいただきまして、チマキが足りなくて、10個ほど少なくなるというのを、お伝えしようと思って・・・。」
師匠に負けないくらい、主語述語の関係がおかしい会話をしてる・・・。
「あ、ほな、私から主人に伝えますぅ。」
「よろしくお願いします。」
・・・・・・
数分後。
またまた鶴瓶師匠から電話がかかる。
「あんさん、どこに電話してるねん!」
「わての奥さん、今、ハワイにおるんやでぇ。」