6月6日土曜日に商店会総会があった。

一応私が会長を仰せつかっている。
私が運営する店舗がなくなり、商店会としての拠点がなくなった。
なのに、この会の役職を続けて良いのかと迷った。
執行部会で問い、かつ目当ての相手に会長職を打診した。
新宿に愛着を持っている若手だ。粘って交渉したが、結果は固辞された。
商店会の通帳を預かり、ハンコを預かりと、気は重い。
まるっきりのボランティアなのに責任は重く感じさせられている。
区の産業振興課にたずねた。結果は出ない。

総会でテーマになるはずの商店会主催「音楽フェスティバル」の試案について、別な執行部の若手を連れて企画会社と話し合いの場を持った。この別な若手は商店会区内にあるホテルの支配人。このホテル(会社)には若手、それもけっこう優秀な人材を抱えている。
支社がいくつもある企業だ。なので、商店会役員は厳しいと私は踏んでいた。転勤でこの地域を離れたり、会社そのものが、社員が自社以外の勤務につくことを賛成してくれるとは考えられなかったからだ。

音フェスに代わるイベントなどを企画会社とともに話し合った。
そのなかで商店会後継者の話しになった。
「オレ、興味があります。この地域をどう関わっていけば良いのか、私がどういう役割を演じられるのか・・・。」
「だから、許せば会長もやってみたいです。」
驚き!
瓢箪から駒が出た!

今期の役員改正プランがすぐに出来上がった。
今期までは私が会長だ。で、一回口説こうとした飲食店の若手と、このホテル支配人を副会長に据えた。

総会が始まる。
会場正面のテーブルに、私、副会長二人、会計の4人を並べて座らせた。
決算報告などを終わらせ、役員改正の報告になった。
今年取り組みたい事業案を示し、それらを実行してくれる副会長二人をみなに紹介した。
拍手で総会が終わった。
総会後の懇親会で、あらためて皆に後継者を紹介した。
来賓は新宿区長、東京医科大学理事長、衆院議員、都議、区議会議長などそうそうたるメンバーが揃う。その前で紹介し、副会長本人たちの自負を語って貰った。

私が会長を務めて12年ほどになる。着任前16名ほどだった会員数は50数名まで増やした。何より平均年齢を下げた。若手会員を増やしたのだ。区に90ある商店会の中で、この商店会だけが会員数を増やし、若手を増やした。大きなイベントも毎年敢行できた。
私の役目は後一年で終わりを告げる。
老いた私よりも躍動ある新宿の商店会を担ってくれることだろう。

肩の荷が軽くなってきた・・・。
ありがとう。