触りたくなるお尻

イスに座っている時、足を組む時が昔より多くなった。
今でも体型は小太りなのだが、以前は足は組めなかった。
無理して足を組むとお腹を圧迫するし、背もたれがなかったら後ろに倒れてた。

うん?どうして?

太腿が細くなったのだ。太腿の筋肉が落ちてきたのだ。
だから足を組める。
う~~ん!
これは由々しきことだ。

コロナ禍になり、緊急事態宣言が発令されると、お店が8時閉店。閉店後もどこも出かけるところがない。日曜日も同じだ。
妻の膝が悪くなると余計に家でゴロゴロすることが多くなった。
てきめんに筋肉量が落ちてきたのだ。

ある日家でゴロゴロしていると、妻が寝転がっている私をに見ながらボソッ。
「貧弱なお尻・・・」
「ねぇ、みっともないお尻になってるよ。」
(そうかぁ・・・・・運動サボってるもんなぁ・・最近・・)

ある日。知人の女性が来た。
年配の女性だ。若い時は美人だっただろうな、可愛かっただろうなと思わせる女性だ。久しぶりにあった。その方が後ろ向きになった時にお尻が、お尻の形がスラックス越しに見える。
(ん、小さい・・・、こんな小さかったっけ?)
勝手に見ておいて失礼な話しなんだが、そそらないお尻になっている。

それを見て、
あ、俺のお尻もこんな感じか・・・。
男も女もお尻というようり、腰周りに力を感じられなくなると、貧弱に感じる。
そうか、こんなお尻になっちゃったんだ・・・

6階自宅への階段、毎日二往復はしているのだが、三往復しなきゃダメか・・。
試しに二段飛びした。
太腿の負担が大きい。よっしゃお尻がきっと大きくなるぞ!
ペロッと触りたくなるお尻にしてみせるぞ!