祝日「山の日」
お盆休みと連なる夏の大型連休。
妻も明日から5日ほどの予定で実家の山形へ帰る。
実家は山形県東置賜郡川西町にある。
地図上では朝日連峰と飯豊連峰の狭間にある小さな町だ。
趣味が登山と公言していた40歳~50歳ころは、いずれ妻の実家で余生を送るつもりだった。妻の実家にてこの連山を歩いて回るのが引退後の夢だった。標高は2,000m前後と、少し無理をすれば日帰り登山も難しくはない。
夏山は、1ヶ月前から山地図をにらみながら計画を練った。富士山だったり、丹沢だったり、尾瀬だったり。近いところでは大山や奥多摩、高尾山。
その中でも一番好きな山が、木曽の御嶽山だ。
山道のところどころに置いてある石仏が、私を誘う。3000mちょいの標高で、お天気の変わりやすい山だった。十年ほど前の噴火がなければ、まだまだ行けてた山だった。
明日から妻がいなくなる。ホントはこういうチャンスで山を計画したかった。が、今は足に3000m級の山を目指す自信がない。年齢と、この数ヶ月間の休業状態が足腰をかなり弱らせた。
せめて自転車をと思ったが、200kmほどを走破する肝心の自転車が今はない。
早くこの店を軌道に乗せて、身体をいじめたい。
この小さな冒険に思いを馳せるだけで、ときめく何かが身体のどこかにまだ宿っている。
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