数週間前にワクチンの接種券が届いた。
妻には届いていないので、私が65歳以上だからだと思う。
ワクチン打とうかどうしようか思いあぐねていた。
打たなくても、それはそれでかまわないというスタンスだった。。
そして接種券は引き出しの中で眠っていた。
「私にも来たよ。」
と妻が私に告げる。
「どうするの?いついくの?」
ん?
「どうするかねぇ・・」
「私の接種券がくるのを待っていたんじゃないの?、一緒に行くつもりで。」
私が接種券をほおっておいたのはそのためだと妻は思い込んでいた様だ。
「一緒に接種つもりで待っていたんじゃなかったんだ・・・。」
妙に落胆した様な顔をしている。
そんなやりとりがあった数日後。私の毎月の定期検診日がきた。
血液検査、尿検査、血圧検査、問診などが終わり、先月の結果を見ながら主治医と会話する。その流れで
「ところで先生、ワクチンってここで打てるんですか?」
「打てますよ。」
予約とも言ってなかったのだが、病院はワクチン接種の予約準備を始める。
(ありゃりゃ・・・・・。ま、それもしょうがないか・・・。)
主体性がない。流れに任せる。
「ついでに妻の分と二人の予約お願いします。」
ワクチンは1個で6人分を打てるらしい。ワクチン接種者6人が揃う日程の段取りをとるようだ。妻のパートは14時までなので、曜日はお任せするとして時間は15時予約をお願いした。
診察した日の夕方、早速病院から電話が来た。
1回目、6月19日(土)。
2回目、三週間をおいての7月17日(土)と二回目の接種まで決まった。
テレビで流れていた、ワクチン接種の滞っているというニュースは何だったの?
拍子抜けるくらいの簡単さだった。
コロナが収まるのは、もう間もなくだなと確信する。
これもオリンピックのおかげ・・・それとも陰謀?