非常事態宣言下の営業

非常事態宣言中の夜は基本的に営業してない。
予約は受け付けているが、それでも8時で閉店だ。
二月のランチ数
1日(月)38名、2日(火)27名、3日(水)24名、4日(木)31名、5日(金)16名、6日(土)11名、7日(日)はお休みで、8日(月)27名、9日(火)32名、10日(水)18名、11日祭日お休み、12日(金)34名となる。
多少追われる日があっても厨房二人、ホール一人で何とかなる数値だ。
カウンター形式のお店では厨房、ホール併せて2名で事足りる。
現在の実質労働数は4名。
これだけお客様が少なくても、厨房の清掃をはじめとして細々とした作業は多々ある。人件費が馬鹿にならないが、残った者の負担が大きすぎて、これ以上の人件費削減は厳しい。この客数での売上は2万~3万円。人件費だけでも不足だ。
経営と雇用のバランスを取るのは非常に難しい。

感染者数が落ち着き始めた。ワクチンも届き、人心も落ち着くことだろう。
このままコロナが終息するといいな。
早く通常に戻ることを切に望むが、コロナ明けても当分、経済的な落ち込みは当面厳しいだろうな・・・・・。

さてさて、私のパワー、持続できるかな。

飛鳥山公園

時間のあるときは夫婦でよく散歩する。
けっこう歩く。5~10キロ程度。日によっては15キロほどになる。
うららかな日曜日、この日は都電荒川線に乗って飛鳥山公園に行く。
自宅から明治通り沿いに北上。高戸警察署を過ぎて新目白通りを右折。
荒川線の二番目の駅「面影橋」から都電に揺られる。
都電は家内が一度乗ってみたいと入ったからだ。

早稲田から目白鬼子母神、池袋、大塚の住宅街を抜け、巣鴨とげぬき地蔵商店会を抜け、王子駅の手前「飛鳥山公園」で下車。
飛鳥山公園には今度のNHK大河ドラマの主人公である渋沢栄一の 「渋沢栄一博物館」 「紙の博物館」を含め博物館が三つほどある。

先週登った箱根山と変わらないくらい、丘だか土手だか不明な小高い山だ。なだらかな丘、ところどころ修繕のための柵がかかり、人工池や小滝を模したものは水が抜けていた。
広々とした緑地には、緊急事態宣言下とは思えないくらい子連れ家族が来ている。近隣から来たと思えて、子供用の椅子装備の自転車が所狭しと芝生の宴席に添って並ぶ。
芝生の中は二人程度が入るようなテントがおよそ20個が各々設置してあり、芝生に寝そべっている家族連れや恋人同士を縫って子供たちが走り回る。

博物館の中に入る。公園の中とは別世界のように静かなのだが、無駄に職員が多く、そしてやたら検温や消毒を奨める。
どちらにしても、落ち着いて散策という雰囲気でなく、小一時間ほどいて程なく退散。

歩いて巣鴨の商店会に向かうつもりが、道を見失い、気がつけば尾久。
携帯の地図をみて軌道修正を図るが、高崎線や埼京線、電車の引き込み線などが重なり山手線の内側に行くにはかなり遠回りせざるを得ない。
回り回って、気がつけば元の飛鳥山。
家内からかなりの嫌みを言われる。

再び都電に乗り込み「庚申塚」へ。庚申塚から巣鴨の商店会を抜けJR巣鴨駅。
新宿への帰路へつく。
歩数計は2万歩を指していた。

思えば遠くへ来たもんだ♪

眼医者とスペアリブのトマト煮込み

少しばかり目がかすむ。目がかゆい。という症状が出たので近所の眼医者に行った。数週間前に目ヤニが出たときがあり、一緒にこすったときに炎症を起こしたらしかった。
私のは近視、乱視と少なくとも褒められた目じゃない。
おまけに糖尿病があるために、眼底に流れる血管に障害が起きやすい。
合併症における白内障、緑内障のリスクだ。

大型二種の免許を持っているために、バス、タクシーが運転できる。
そこまでの運転はしなくとも、シェアカーあるいは原付バイクは常時運転する。
最近その夜の運転怖い。
夜の雨天はことさら運転は避ける。
それでもやむ得なく夜間運転する場合がある。

眼医者に行った。異常はなかった。
ホッとする。
眼医者までは2~300メートルの距離なのだが、バイクで行った。
お医者から、眼底検査の後「眩しくなりますよ」と言われたのだが、バイクで帰った。
ほんの少しの距離なのだが、眩しい!眩しい!
目を開けてられないくらい眩しい。

この状態で奥さんを見ると、光々(神々)しく見えるのだろう。
眼科に隣接するイトーヨーカ堂でスペアリブ、トマトペースト、玉葱、赤ワインを買う。
これで光々しい奥さんを敬うとするか。

消費の冷え込み

コロナ禍で私の一番の関心は商売だ。
たいへんだが、それなりに借金した。このままでは多分返せない。
店舗展開とか規模を大きくするだとかECサイト的な売上増をはかるしか道はない。

今日の日経ニュース
——————————————————————————————

20年の消費支出、落ち込み最大5.3%減 月27万7926円

経済2021年2月5日 8:40 (2021年2月5日 10:07更新)

総務省が5日発表した2020年の家計調査によると、2人以上の世帯の消費支出は月平均で27万7926円となり、物価変動の影響を除いた実質で前年から5.3%減った。減少は2年ぶり。落ち込み幅は比較可能な01年以降で最も大きかった。新型コロナウイルスが感染拡大した影響で旅行関連や外食、衣料品などへの支出が大きく落ち込んだ。

品目別にみると、国内外のパック旅行費や宿泊代など「教養娯楽」が前年比18.1%減った。外出自粛で交通費が減り、「交通・通信」は8.6%の減少となった。「被服・履き物」は19.8%減。テレワークの広がりでスーツや婦人服の需要が低迷した。感染予防のため人との接触の抑制が求められた結果、交際費や外食費も年を通じて減少した。

コロナの影響で支出が増えた品目もあった。たとえば「家具・家事用品」は前年より6.1%増えた。除菌グッズへの支出が急激に増えたためだ。「光熱・水道」も1.9%増。自宅で過ごす時間が増え、電気代や水道料の支払いが増えた。

2人以上の勤労者世帯の実収入は月平均で60万9535円となり、実質で前年比4.0%増えた。2年連続のプラスで、上げ幅は01年以降で最大だった。コロナの流行を受け、政府が国民に一律10万円の特別定額給付金を支給した影響が大きい。世帯主収入の落ち込み(1.5%減)を、給付金が補った。

20年12月の消費支出は2人以上の世帯で31万5007円となり、実質で前年同月比0.6%減少した。減少は3カ月ぶり。感染の再拡大で、外食や旅行費の減少幅が大幅に拡大した。季節調整済みの前月比では0.9%増えた。総務省によると、12月は気温が下がり、11月より冬物衣料が売れた影響が大きいという。
—————————————————————————————

消費が落ち込む時の真っ先に影響を受けるのは外食だ。
飲食店はコロナで各種給付金、補助金が出た。コロナ禍で融資も受けやすい。
店舗維持は可能だ。
しかし引き返せない道に私は、私の会社は突入した。
借金は地獄まで持って行く。
その覚悟はできた。

医大通り商店会の会長を仰せつかっている。
会員の借金(融資)、補助金や給付金、協力金の相談にのり、都や区のコロナ対策向けの100%助成金もほぼ全部申請し、受理した。
アルコール消毒液や赤外線センサーディスペンサー、空気清浄機、マスク・・・
商店会会員にはほぼ全部、それも潤沢に供給した。

自分のお店のことも、商店会のことも、ほとんどやりきった。と思う。
議員さんや行政もほとんど利用し、意見を聞き、こちらの要望もけっこう通した。

ワクチンの話しがニュースで報じられ、感染者数も落ち着き始めている。
アフターコロナがこれからの仮題になる。
そして私は引き返せない道に入った。
常に借金に追われるストレスにさらされながら、行き先は「地獄」に、たぶん決定した。

おれってこんなに強かったっけか?

請求書

2月になった。
当社は給与が20日締め月末払い。業者への支払いは、月末締め15日支払いになる。
毎月、月明けとともに各社の請求書が送られてくる。
1月15日は12月の支払いがある。
忘年会などは絶えて久しかったが、それでもお節の売上や宅配ものなどがあってそれなりに仕入れはあった。
コロナで売上は減っていたが、何とか支払いができた。

今週初めから1月分の請求書が送られてくる。
請求書の封を開け請求書の金額の欄を確認する。
各社とも大幅に請求金額が減っている。
当たり前だ。非常事態宣言下、ランチしか営業してない。

酒屋の請求金額、なんと3500円!
一ヶ月間の全仕入れだ。

思わず酒屋の社長にメールを打った。
「請求書いただきました。ビックリするくらい注文してませんね。申し訳ありません。緊急事態でランチしか営業していません。しばらく辛抱してください。」

他の業者もほぼ壊滅的に少ない。
飲食店もたいへんだが、休業手当、時短営業手当が支給される分だけまだマシだ。
もちろん問屋に対しての手当もある。しかし一事業者につき40万円。たぶん一人分の給与で吹っ飛ぶ。
歓ファンだけでもこれだけ減っているのだから、広域に配達しているところは想像だに悲惨だ。経済用語で言えば「サプライチェーンの崩壊」だ。

緊急事態宣言は3月まで延びた。
数多の倒産のカウントダウンだ。

この段になってもオリンピック開催云々・・・。
政治家、馬鹿か!

箱根山

箱根山に登った。
標高44.6m
446ではない。44.6mだ。
これでも山手線内で一番高い山だ。
新宿区の戸山公園内にある。
山という名前がついているから山なのだろう。
「山」と呼ぶための定義は知らないが、丘というか盛り土というか・・・。
可愛すぎる。
貰ってこなかったが、近くにある事務局で「登頂証明書」も貰えるそうな・・。

近くにある都営住宅のほうが高いのではと感じる。
山頂の方位計は見えもしない・・東京タワーだか富士山だかを指している。
家内との目白鬼子母神まで行く散歩のついでに寄ったのだったが、ま、面白かった。
次回の散歩は、山手線内で一番高い、自然にできた山「愛宕山」
(※箱根山は人工的に作った山)
愛宕山の標高は確か24mほど。
おもちゃの山・・・・といったら失礼か。

テンポスバスターズ

新宿区明治通り沿いにテンポスバスターズという、厨房機器専門店がある。
日曜日、家内との散歩のついでに寄った。
ほぼ飲食業界専用の店舗だ。
大きいものは冷蔵庫、冷凍庫、ガスレンジ、電子レンジ、スチームコンベクション、製氷機、食洗器などから、テーブル,イス、調度品。包丁、ボール、バット、ザル、箸やスプーン、食器類など実に様々なものが置いてある。
このお店だけで飲食店が開業できる。

もしこのお店に行く機会があるときには、是非見て貰いたい場所がある。
中古の皿コーナーだ。
このコーナー、廃業や休業したお店やホテルなどで出てきたお皿を中心に陳列してある。
他のコーナーにある食器は新品には違いないのだが、安値が信条でノーブランドものが中心だ。
中古コーナーは、現品もの(数量限定)に限るが、ブランドものが揃う。
とても良い設えの皿が、おそらく2000円~数千円の皿が千円以下、数量が少ない場合はワンコイン(500円)でも買える場合がある。40枚~100枚が一気に揃う場合もある。
掘り出し物の宝庫なのだ。

(この皿にはどんな料理を盛り付けよう・・・)
想像するだけでもワクワクする
用がなくともこのコーナーは定期的に見回るようにしている。

さて、この日は前開きの冷凍庫を見に行った。
的頃の冷凍庫を物色している最中、商談かと察したのか、店員の一人が寄ってくる。
こちらは冷凍庫の大きさの確認だけだったので、今日は買う気なし。
「どうです、コロナで、テンポスバスーターは影響受けてますか?」
廃業、撤退が増えているためにテンポス側の機材購入は増えているだろうけど、販売は不振と見て聞いたのだが、
「いや、売れてますね。予約が殺到してます。」
えっ?
「居抜き店舗の良い物件に殺到してますね。居抜きでなくとも今まで空きがなかった立地への出店も増えてますね。」

アグレッシブな経営者や、チャンスはここぞという若者たちが続いているという。
コロナで打ちしいげられている我が身としては、なんとも羨ましい!
これっぽっちも余裕なんかないくせに
(なんか俺も負けてられないなぁ!)
妙に勇気をもらえる。


チマキという商品化

コロナ禍で来客数は極端に減っている。
商売をするという段階はとっくに通り過ぎている。
コロナ禍が収まっても来客は簡単に戻ってこない。
もしかすると数年かかる、いや従来の働きかたが変わる。

来客数が戻ってこなくとも会社がお店が存続する道を探さねばならない。
そういう努力をしようとしている。
これでも駄目だったら、それはそれで仕方ないと思う。

考えたのが、今、歓ファンでの人気商品の製品化だ。
製品化というのはパッケージを作って贈答品としての販売。
すでにオファーがあるが、クレジットカードのポイント交換用の商品化を目指している。
贈答品として購入して貰うために、パッケージに工夫を凝らす。
パッケージする商品は歓ファンに数点あるが、今回はチマキともう一つ。
チマキは現在冷凍品として受注出荷している。ヤマトに頼んでクール便としての出荷になる。

ある方の紹介を通して、クレジット会社の若い女性が担当についた。
営業はさほど慣れてない。が、一生懸命さが伝わる。
懸命に私の言うことを理解しようと努めている。

この娘にメールで伝えた。

他社にも頼んでいますが、ある程度経費がかさむのは覚悟しています。
チマキという冷凍食品をどういう形のパッケージにするのかを思案しています。

・冷凍品をそのままだと、時間経過とともに必然的に水(結露を含む)が出てきます。どういう処理が無難なのか。
・真空パックにして常温でどのくらい保存が可能か
・三角錐というチマキの形状を、どういう形のパッケージに収めるか。
・ユニーク(特徴があって)で、手に取りやすい、買いやすいものできるか。
・デザイン料などは最初に発生する経費なので、これは問題ありませんが、ランニングコストは一番に抑えたい。このバランスをどうとるか。

問題は山積みです。一つ一つ解決していきましょう。みんなの知恵を持ち寄れば良いものができるはずです。

壁はぶつからないと、その壁の大きさ、高さ、厚みなどが分かりません。
大きさ、高さ、厚みが分かれば、その壁を越えるのか、壊すのか、回避するのか、という解決策を見つけることができます。
壁にぶつかると言うことはそういうことです。悩みの原因が分かることです。
ぶつかると痛い思いをするので、最初からぶつかること事態を避けようとしますが、それは間違っています。
無駄かもしれませんが、「無駄」ということが分かるだけでも進歩だと私は考えます。

コロナと金銭感覚

コロナ関係の助成金や協力金(返さなくて良いお金)、いったいいくら貰ったろう。かなりの額を貰った。
もはや返済できるはずもないくらい、この一年で借金も倍増した。
借金と助成金、売上と相殺しても大赤字が続いているのだが、おかげでお店はなんとか維持できている。

仕事をしてなくても、入るお金。
仕事をしちゃ駄目で、入るお金。
それも数十万円から数百万円まで。
給付金、助成金、協力金、補助金、とバリエーションも豊かだ。
申請のコツを覚えれば、ほぼ一人で申請準備もできる。

私の本来の仕事は、お客様に食事を提供、あるいは歓談する場所を提供して、その見返りを金銭としていただく。
それが、仕事なくして料金を入手する。
本来であれば数百円から数千円の代金を、多数のお客様からいただいて成り立つ。私たち飲食業の生計が成り立つ。
何もしないで、数十万円から数百万円。
金銭感覚が狂う。

お客様の喜ぶ顔を見るために努力を重ねる。
努力をしないで得るお金・・・・・。

魚を仕入れる。大きな黒鯛だ。
値段は980円。
このスーパーでこの値段、魚市場での取引はおそらく300~500円程度。
漁師が冬の寒い海に出て、冷たい波しぶきを浴びながら獲ってきた魚を、この安さ。安くても買われない。
努力が報われない。努力が評価されない。
かたや何もしない事への見返りが数百万円。

ヤキソバに例える。消費税を入れて990円。一日170個。それを25日売り続けて
はじめてみんなの給料が支払える勘定だ。

金銭感覚をおかしくなる。
コロナが収まった頃、この金銭感覚、元に戻るのだろうか?
コロナは、人の感覚もおかしくさせる。

事業再構築補助金

持続化補助金(持続化給付金ではない)の申請準備がほぼ終え、次なる補助金申請に移る。経産省が出す、その名も「事業再構築補助金」

実際、再構築しようと私は「虎視眈々」「臥薪嘗胆」「捲土重来」状態だ。
コロナ終息がなかなか見通せないなか、コロナ禍ならではの資金調達をした。
チマキなどの人気商品を中止にECサイトを作り、通販やテイクアウト、贈答品に力を入れる。

・パッケージが必要だ。
・商品を売る仕組みと場所が必要だ。

美味しいものを作っても、食べてもらうまでは味は分からない。
まず買ってもらえるようなビジュアルが欲しい。
例えが悪いが、美男美女にまず目が行くのと同じだ。
見惚れて、それからお付き合いが始まり、相手の内面を知っていく。
男と女、見染めあうのにも、見てくれの悪いのは後回しになる。

そういう意味でパッケージを、デザイナーを入れてお金を掛けて作ろうと思う。
昨日も、そして今朝もそういう業者との打合せをした。
パッケージ制作の会社、贈答品販売システムを持つ会社、カメラマン・・・・。
目標が定まれば行動は早い。これが私の強みだ。

私の中で、ここまでの決意を固めるのには時間がかかった。
コロナの対処にためらいがあったからだ。
確固たる自信が持てなかったからだ。
いまでも自信があるわけではない。
だが、このままでも店は、会社は潰れる。
結果が同じく潰れるのであれば『やれるだけのことはやろう!』
と、そういう心境に、やっとなれた。

昔から運は強かった。
自分を信じるべし。
自分の力と運を信じるべし。
戦える戦場がまだあることを喜ぶべし。