「おやじダイエット部の奇跡」の著者 桐山秀樹氏の訃報

―― 「おやじダイエット部の奇跡」の桐山先生が鬼籍には入れました。

できたての、日本初の糖質制限中国料理『梅花(メイフア)』を世に送り出すきっかけを作ってくれたのがこの本でした。

数回梅花(メイフア)に取材に来られ、書籍発刊。 第1回目の糖質制限ブームの幕開けだったと、今では思っています。

やがてそれはTBS「アカルイ☆ミライ」で取り上げられ、京都焼き肉の南山とともにテレビで紹介される運びになりました。

糖質制限を信奉している方々が、機会あるごとに梅花(メイフア)に集まってきました。 桐山先生が、太っていた時代の画像やブカブカのジャケットを用意され、集まった皆様に面白可笑しく披露されていました。 人なつっこい笑顔で、それぞれのテーブルを万遍なく回られ、お話しを聞かれていました。今となっては取材だったのか、先生のお人柄だったのか不明ですが、回るテーブル毎に嬌声が上がっていたのを思い出します。

これから先、「糖質制限」は間違いなく世の中に浸透していくと確信しております。 正しさが世を凌駕していく、まさしく手本のような「糖質制限」

その広報を担っていられた桐山先生の功績は筆舌に尽くしがたいものがあり、桐山先生の訃報は無くした大きさを逆に物語っています。

ご冥福を心よりお祈り申し上げます。 桐山先生、ありがとうございました。

伊勢丹のお節

2015年お節パンフ

歓[fun]に夜遅く一人でやってくる年配の女性がいらっしゃる。
お酒は召し上がらないのだが、少量のつまみを召し上がりながら、カウンター越しにいろいろと話しに来られる。
この方、伊勢丹のお酒売り場で勤務されている。伊勢丹の歴史とまでは言わないが、かなり長期に仕事をされている。ある意味、主だ。
いろいろな情報を提供して貰える。やはり伊勢丹、それも地下一階の食品売り場の話題が多い。
10月始まって間もなくのこと。
「あんたー、初日の伊勢丹のお節いくら売ったと思う?」
「去年は1500万円だったの」
えっ!
これだけでも衝撃だった。
「今年はね、2900万円よ。ほとんど去年の倍よ!」
えっ!

歓[fun]のお節は、今年の準備は早かった。例年11月末にやっと案内を出せる段取りだった。
今年は10月半ばに、昨年配送した方を中心にご案内申し上げた。

2900万円・・・・何個売ったら、こういう売上になるんだ?
お節の単価の幅は?
単価平均は?
歓[fun]のお節は毎年70個ほど。
売上金額にして200万円。
年末年始ほぼ一週間お店の休みになる。
一週間の休みがあっても固定費(人件費と家賃)は変わらない。
それだけ分は稼がなくてはならない。
ここ数年は低迷して120~150万円ほど。

さあ、今年こそ挽回するぞ!
と張り切って準備を始め、それが終わったタイミングで聞かされた情報。
伊勢丹とは比べくもないが、思わずため息が出てきた。

三遊亭歌武蔵師匠 落語大相撲千秋楽!

今月26日三遊亭歌武蔵師匠をお呼びしての「後楽園歓[fun]演芸場」
もう少しお客様が欲しい。
糖尿病と闘いながら、そんなことはみじんも感じさせずに、迫力ある声で集まったお客様を圧倒する。この歌武蔵師匠の落語を聞いて貰いたい。
 
北山調理長にそんな話しをしたら、
「料理の写真出しませんか?」
それなりに心配してくれる。嬉しいね。
当日のメニューはもう出ている。
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1、前菜
・ホエイジュース
・クラゲ
・ヨダレ鶏
・青魚マリネ
・ヨーグルト、エビの和えもの
・青ザーサイと押し豆腐
2、合鴨のサラダ風カルパッチョ
3、エビとマコモ竹のマレー風炒め
4、サーモンの甘辛炒め
5、オースト牛バラ肉の煮込み
6、大豆麺
7、杏仁豆腐
  エッグタルト
コース全部合わせて糖質量は 32.7g 
まだおにぎり1個に届かない。
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このなかの2)合鴨のサラダ風カルパッチョと、
3)エビとマコモ竹のマレー風炒めを調理長が作ってくれた。
当日は使う野菜が多少変わるらしいのだが・・・
 
あいかわらず美味い味を出している。
もっとこういう料理をたくさん出したいのだろうな、と心意気を感じる。
 
2)合鴨のカルパッチョ風
   どこの合鴨を使ったのか知らないが、素材を選んだ時点で”旨い”
ソースは黒酢の香りがツーンと鼻をつく。
 
3)エビとマコモ竹のマレー風
   野菜が旨い。ソースをつけないで食べても旨い。シャッキとした感と歯に伝わる野菜のやさしい弾力が、いわゆる歯ごたえが良い。でソースのマレー風・・・・!!! 料理がまるで変わる!ココナッツ粉、干し海老と唐辛子で作ったソースと言うが、辛さ香りはさほどでもないのだが、スパイシーといったら良いのか、料理がガラッと変わる。これは面白い!
 
というところでこの二品の料理写真をご覧あれ。
まだまだお席空いています。
落語と料理だけで5000円。お酒飲み放題がついて7000円です。
10月26日(月曜日)18:30開場、19:00開宴
丸ノ内線、後楽園駅5F 糖質Off中華 歓[fun]
03-5840-8841
 
お待ちしています。201510三遊亭歌武蔵三遊亭歌武蔵歌武蔵合鴨歌武蔵エビマレ2

9月29日『鉄板劇場!』開催

歓[fun]新宿店にて、今月9月29日に開催イベント密かに進行中。
フカヒレをお一人様一枚ずつつけての「鉄板劇場」
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日時:9月29日火曜日19時より開宴。
会費:7000円(全コース7品、飲料、税込み)
場所:歓[fun]新宿店(新宿区新宿6-7-3)
電話:03-3341-8100
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笹塚と歌舞伎町に店舗を構える広島お好み焼き「鉄板べービー」を営む傍ら、本業であるも役者を続ける深来勝(ふかきまさる)氏が、仲間を引き連れて歓[fun]にやってきます。
 
やってくれるのは即興劇!
まずはお客様に思い思いの文言を手渡された紙片に書いて貰います。
その紙片を細かに折り、床にちりばめます。
 
さあ、即興劇「鉄板劇場」の始まりです。
ストーリーもへったくれもありません。
お客様の書き込んだメッセージがストーリーです。
本業が役者だけ合って、声がお店の隅々まで、お客様の心の奥底まで響いてきます。
お客様のメッセージでストーリーが刻々と変化していきます。
お客様の数が多ければ多いほど変速係数も大きくなります。
『チンジャラチンジャラ!』
パチンコの”確変”と同じで、もはや誰にも止められません。
 
秋の夜長を、秋の味覚とともにお楽しみください。
まずはお電話ください。

 
梅橋 嘉博さんの写真

失念・・・・

8月31日月曜日朝、出がけに妻に言われた。
「チマキはどこへ持って行ったの?」
配達場所のことを聞かれたのだが、一瞬
「えっ?」
瞬間思い出した!
日曜日にチマキの配達を頼まれていたのだ。
70個。楽屋見舞いのお品だ。
依頼主はチョー有名な落語家さん。
(なんてっこったい!何で忘れたんだぁ!)
スマホで検索する。楽屋見舞いのはずの舞台のスケジュールだ。
ああ・・・昨日が千秋楽だ。
ああ・・・終わりだ。取り返しがつかない。
どういう手段を使っても取り返しがつかない。
チョー有名な落語家さんに電話を入れる。
が、留守電。
お詫びのメールを入れる。
ひたすらひたすら
「スミマセン。スミマセン」
「失念してました」
「後ほどまた電話を入れます」
間髪入れず再度電話。
今度は留守電に繋がる。
留守電にお詫びの電話!
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配達前日の土曜日、後楽園店に勤める妻と一緒の休みだった。
久し振りに二人で休める休日だった。
同郷の友人で落語家さんが勤める舞台を二人で見に行く手はずを整えていた。
前述の楽屋見舞いを頼まれていた落語家さんとは別な人で、桂竹丸師匠。
舞台は「霧島の花嫁」
霧島の老舗旅館に嫁ぐコメディー舞台。
主人公は宝塚のトップを務めた愛華みれさん。
鹿児島弁がふんだんに織り込まれた、鹿児島県人用と誤解されても仕方ないような、ローカルな脚本だった。
しかし楽しめた。
落語以上に面白い演技を竹丸師匠が魅せてくれた。

そして観劇の後は二人で長男の嫁の実家、町田市に出かける。.
嫁の父がつい先日他界した。
仕事の都合で通夜も葬式も行けなかった。
そのお詫びも兼ねて、線香を上げにうかがったのだ。
―――――――――――――――
失念は、そんないろいろが土曜日にあったためであった。
日曜日の配達をまったく見落としていた。
しかし言い訳にもならない!

当の落語家さんから電話があった。
関西弁で
「何があったん?」
来店も数回あり、電話口での会話は数知れず。
くだけた感じの口調だ。
「スミマセン!スミマセン!」
「すっかり失念してました。配達できませんでした」
案の定怒られた。
「何でだんねん。こんなことがあったら旦那さんのこと信用できまへんがな」
「その通りです。取り返しのつかない事しました」
そのくり返しがあった後、
「これからは気ぃ付けといてな-」
関西弁で言う・・・・
「しかし旦那さん、相当あわててましたなぁ!」
電話口で笑い声が漏れる。
その声でホッとする。
「すでに頼まれているチマキの配達どうしましょう?」
「ああそれは持っててぇな」
感謝感謝。

朝のランチの準備が終わるまでの、小一時間ほどの出来事。
でもでも疲れたあ。一日のエネルギー全部使ったような・・・・。
そして二度と起こらない工夫を何か・・・・・・・

 

 

 

テレビ撮影

17日13:30より新宿店で撮影があった。

テレ東のBS番組「日経モーニングプラス」の中の「健康情報gooday」コーナー
テーマは「糖質制限」
放映予定日は8月25日か26日朝7:30(約7分)

まだランチの最中に番組製作会社が来る。

今日は朝から雨で客足は少ない。それでも撮影スタッフは少ないお客様に声をかけながら、インタビューの許可を取り付ける。

キャスターは鈴木さん。ポキッと折れそうなくらい細くてすらっとした身体をしている。

とても好感の持てるのだが、下の名前を忘れてしまって、日本で一番多い名字である「鈴木」しか覚えていない。

お出した料理も一口一口大事に召し上がっていただいた。

レンズに向けられた笑顔なのだろうが、美味しさは十分に伝わっていた。

ありがとう、鈴木さん。

 

かなり丁寧な撮影をしていただいたのだが、放送されるのがBSでは、地デジしか受信設備のない私のテレビでは映らない。

すると、スタッフの方が

「後でDVDで送らせていただきます。」

ありがたや。

実を言うと18日になった本日も撮影に来られるそうな。

店の内観と、お客様からのメッセージをもう少し収録したいのだとか。

番組製作会社もたいへんだね。

日経モーニングプラス|BSジャパン

歓[fun]新宿店のお盆休業日のお知らせ

新宿店の夏休み休業日のお知らせです。

14日(金曜)

15日(土曜)

16日(日曜)

がお休みになります。

17日(月曜)から通常営業になります。

後楽園店は通常通り営業しておりますし、私も顔を出す予定です。

是非ご利用下さい。

 

出張料理

8月7日ケータリング

新宿から車を駆っておよそ1時間20分ほど。

車には運転手の私を入れて4名。大きなワゴン(日産セレナ)を借りたのだが、荷物がギリギリで積み込める。

自由が丘にある学校のオープンキャンパス。

全国の高校の先生方が集まってくるんだそうな。

総勢150名様。

盛りつけているのは、二戸調理長とサブの八谷さん、それと我らがお母さんの西井さん。

甲斐甲斐しく盛りつける三人を尻目に各テーブルを回る。

ガラス越しの庭に回って始めて見る会場を散策。

ん?西井さんがこっちを見ている・・・というより目端に何か言いたそうだ。

(手伝わないと間に合わないのかな?)

盛りつけ台の近くに行くと、二戸が

「社長、春巻きとシューマイを盛りつけて下さい。」

あ、そ、追われてるの!

料理がテーブルに並ぶ。各テーブル盛りつけた皿6種類。

◎ピータン、蒸し鶏、クラゲなどの盛りあわせ。

◎唐揚げ ◎焼きそば ◎春巻き&シューマイ

◎エビチリ・・・などなど

やがてお客様がゾロゾロと・・・

大きな部屋がたちまち狭くなる。

さあ、私の仕事が今から始まる。

紹興酒のカメ開けだ。

150人を前にして開けるのだが、いかんせん今日は立食。

同じ高さの床に立っているために、紹興酒が見えない。

その中で紹興酒の説明だ。

少々やりにくいが・・・・敢行。

帰りの運転があるために一気飲みのパフォーマンスはやれない。

旧知のお客様に代打をお願いする。

拍手で終了したところで私の仕事も終わりだ。

帰り着いて、シェアリングの車を返して、夜8時。

週末の金曜日だが、これからお客様で混雑するとは考えづらい。

いらっしゃっても一組か二組。ま、いいか。

「今日はこれで終わろう。皆でちょっと一杯いこうか。」2015-08-07 18.07.42

お疲れ様でした。